ニトリのはがせる壁紙|サイズ展開と貼れる場所の確認ポイント

ニトリネットで「貼ってはがせるシール壁紙」のページを開くと、貼れる面と貼れない面がそれぞれ書かれています。貼れるのは一般ビニル壁紙・ツヤ有り塗装面・ベニヤ板・石膏ボードで、織物壁紙・繊維壁・ツヤ消し塗装面・化粧合板には貼れません。
選ぶ順番は色柄より先に、自宅の壁がこの4つのどちらに入るかです。そのうえで幅が約45cmなので、壁一面に貼るつもりなら何枚要るのかも買う前に出しておきたいところです。
本記事では、下地の見分け方・幅45cmからの必要枚数の出し方・吸音パネルや浴室シートとの使い分け・はがすときに跡が残る条件を解説します。

壁デコ.com編集部
「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ニトリのはがせる壁紙は、貼る面で使えるかどうかが決まります
同じ商品でも、貼る面が変われば結果は変わります。ニトリの貼ってはがせるシール壁紙は、その線引きが商品ページに書かれているタイプなので、まずそこと自宅の壁を突き合わせてください。
貼れると書かれている4つの面
一般ビニル壁紙・ツヤ有り塗装面・ベニヤ板・石膏ボードの4つです。
日本の住宅の内壁で圧倒的に多いのは一般ビニル壁紙なので、多くの部屋はこの範囲に入ります。
見分け方としては、壁を爪の先で軽く押すとわずかに沈み、指でこすっても粉が付かず、水滴を落とすと玉になって残るならビニル壁紙です。
押しても沈まず硬く、コンコンと乾いた音がする面は、下地の石膏ボードやベニヤ板が露出している可能性があります。
貼れない面に共通する事情
織物壁紙・繊維壁・ツヤ消し塗装面・化粧合板の4つは、いずれも粘着が正しく働かない面です。
織物壁紙と繊維壁は表面自体が繊維の集まりなので、粘着したのは壁ではなく繊維の毛先になり、はがすときに壁の表面ごと持っていかれます。
ツヤ消し塗装面は微細な凹凸で光を散らす作りなので、粘着面が点でしか触れません。
化粧合板は表面のプリント層が薄く、粘着に負けてめくれることがあります。
家具のリメイクを考えている場合、市販のカラーボックスや安価な収納の表面はこの化粧合板が多いため、貼れる面の話とは別に扱ってください。
粘着そのものの違いを先に押さえたい場合は、はがせる壁紙の選び方で粘着タイプとのり付きタイプの向き不向きを解説しています。
幅約45cmから必要枚数を先に計算する
貼ってはがせるシール壁紙の幅は約45cmです。
壁一面を貼るなら、壁の幅を45cmで割った数が必要な本数になります。
幅180cmのトイレの一面なら4本、幅270cmの寝室の一面なら6本です。
実際には端で数センチ重ねて貼るため、割り切れる寸法でもぎりぎりを狙わず1本余らせておくほうが安全です。
1枚あたりの長さは商品ページで確認してください。
ここを想像で計算すると、天井付近だけ足りないという買い直しになります。
5枚セットの取り扱いもあるので、必要本数が4〜5本に収まるなら1セットで足りるのか、2セット要るのかを注文前に確定させておきます。
柄物はさらに余分が要ります。
レンガやストーンのように模様の繰り返しがある柄は、隣の1本と模様の位置を合わせるため、上下に数センチから十数センチを捨てながら貼る前提になります。
柄の大きさと貼る面積の関係はおしゃれな壁紙シールの選び方で解説しています。
プレーンの無地なら柄合わせは不要ですが、光の当たり方で継ぎ目が線として見えるので、窓から遠い側から貼っていくと目立ちにくくなります。
ニトリのウォールインテリアは目的別に分かれています
売り場のカテゴリでは「ウォールインテリア」にまとめて並びますが、狙っている効果は製品ごとにまったく違います。壁の色柄を変えたいのか、部屋の響きを抑えたいのか、視線を遮りたいのかで選ぶ製品が変わります。
壁の色柄を変える|貼ってはがせるシール壁紙
プレーン(WH・IV・BL)、ウッド(WH・BR)、ストーンGY、レンガWHの展開です。
アクセント壁、こどもが遊ぶスペースの壁、家具や小物のリメイクが想定用途として挙げられています。
無地のプレーンは既存の壁の色を素直に置き換えたいとき、ウッドやレンガは一面だけ表情を変えたいときに向きます。
部屋の響きを抑える|吸音ウォールパネル
1枚30×80cmのパネルが6枚セットで、素材は人工木と裏面のフェルトボードです。
人工木は劣化しにくく、フェルトボードが音を吸います。
縦横どちらの向きでも並べられて、使う場所に合わせて自分でカットもできるので、コンセントやスイッチを避けた並べ方ができます。
ここで押さえておきたいのは、吸音と遮音が別物だという点です。
吸音パネルは室内で跳ね返る音を減らして声や音楽の聞こえ方を整えるもので、隣の部屋や下の階への音漏れを止める製品ではありません。
視線を遮る|浴室・窓・網戸のシート
浴室向けには凸凹面に貼れる浴室目隠しシート YMS-4601(46×90cm)があり、型板ガラスのような凹凸のある面でも貼れる作りです。
窓には飛散防止効果のある窓飾りシート GH-4608(46×90cm)が用意されていて、目隠しとガラスの飛散対策を兼ねます。
網戸目隠しシート MS-01は遮光率が約72%で、窓ガラスにも貼れてハサミでカットできるため、網戸を閉めたまま風を通しながら視線を切りたい場合に選ぶ製品です。
水がかかる場所に貼るときの条件は防水の壁紙シールで解説しています。
タイプ別に向いている人を表で比べる
| タイプ | 確認できている仕様 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 貼ってはがせるシール壁紙 | 幅約45cm/プレーン・ウッド・ストーン・レンガ/5枚セットの取り扱いもある | ビニル壁紙や石膏ボードの壁を一面だけ変えたい人 |
| 吸音ウォールパネル 6枚セット | 1枚30×80cm/人工木+フェルトボード/縦横自由・カット可 | 室内の反響を抑えながら壁の見た目も変えたい人 |
| 浴室目隠しシート YMS-4601 | 46×90cm/凸凹面に貼れる | 浴室の窓など凹凸のある面で視線を遮りたい人 |
| 窓飾りシート GH-4608 | 46×90cm/飛散防止効果 | 窓の目隠しとガラスの飛散対策を一度で済ませたい人 |
| 網戸目隠しシート MS-01 | 遮光率約72%/窓ガラスにも貼れる/ハサミでカット可 | 窓を開けたまま外からの視線を切りたい人 |
反対に向かないのは、壁が繊維壁・織物壁紙・ツヤ消し塗装のいずれかで、しかも下地を触りたくない人です。
この場合はシールを直貼りする選択肢が消えるので、突っ張り式のパネルや、板を立てて壁に貼らない方法を検討することになります。
隣室への音漏れを減らしたい人も、吸音パネルでは目的を達成できません。
選び方で失敗しやすいのは下地と熱の見落としです
いちばん多いのは、自宅の壁をビニル壁紙だと思い込んだまま注文してしまうケースです。
築年数の古い住宅や和室では繊維壁や砂壁が残っていることがあり、この面に貼ると、はがすときに壁の表面が一緒に落ちます。
判断が付かない場合は、部屋の隅や家具の裏など目立たない場所に10cm角ほど貼って数日置き、ゆっくりはがして下地が付いてこないかを確かめてください。
次に多いのが熱の見落としです。
防水の表示があっても、それは水に強いという意味であって熱に強いという意味ではありません。
コンロの真横や真後ろのように直火の熱が当たる位置は、シートの種類にかかわらず避けてください。
キッチンで貼れる範囲の線引きはキッチンの壁紙シールで解説しています。
窓に貼る場合はガラスの種類が先です。
複層ガラス、Low-Eガラス、網入りガラスに色の濃いシートや断熱をうたうシートを貼ると、ガラス面の温度差でひび割れが起きることがあります。
サッシの表示や図面でガラスの種類を確かめてから選んでください。
ニトリの商品ページで買う前に見る表示
確認する項目は3つです。貼れる面と貼れない面の記載、サイズ、そしてセット枚数です。
- 貼れる面/貼れない面:自宅の壁がどちらに書かれているかを確かめます。どちらにも書かれていない面なら、試し貼りで判断します
- サイズ:シール壁紙は幅約45cm、浴室目隠しシートと窓飾りシートは46×90cm、吸音ウォールパネルは1枚30×80cmです。貼る面の実寸と突き合わせます
- セット枚数:吸音ウォールパネルは6枚セット、シール壁紙は5枚セットの取り扱いがあります。必要数がセット数を1枚超えるパターンがいちばん割高になるので、採寸の段階で調整します
採寸は、貼る面の幅と高さを上下2か所ずつ測ってください。
古い建物では上と下で数センチ違うこともあり、その差を知らずに切ると片側だけ足りなくなります。
ドア枠や窓枠の切り欠きがある面は、切り欠き部分も含めた四角形として枚数を出しておくと足が出ません。
はがせる壁紙をはがすときに跡が残る条件
はがしたあとがきれいかどうかは、製品よりも下地と貼っていた期間で決まります。
一般ビニル壁紙に貼ったものを短期間で外した場合は跡が残りにくい
一方、同じ製品を数年貼りっぱなしにすると、粘着が動いて壁紙側に残ることがあります。
ツヤ有り塗装面やベニヤ板は、素地の状態によって結果が変わるため、こちらも目立たない場所での試し貼りが判断材料になります。
下地ごとのリスクははがせる壁紙は本当に剥がせる?で解説しています。
はがすときは、端を爪でめくって斜め下に引くのではなく、壁と平行に近い角度でゆっくり引くほうが下地に負担がかかりません。
冬場で粘着が硬くなっているときは、ドライヤーの温風を離して当てると動きやすくなります。
無理に一気に引くと、壁紙の継ぎ目から既存のクロスがめくれます。
賃貸で気になるのは原状回復の扱いですが、全額を請求されると決まっているわけではありません。
国土交通省のガイドラインでは、クロスの価値は6年で残存1円まで下がる考え方が示されています。
契約書の特約と合わせて確認しておくと判断がしやすくなります。
詳しい考え方は賃貸ではがせる壁紙を使う前にで解説しています。
よくある質問
ニトリのはがせる壁紙は賃貸でも使えますか
壁が一般ビニル壁紙なら選択肢に入ります。
ただし使えるかどうかは物件の契約内容と壁の状態によるので、契約書で壁への貼り付けが禁止されていないかを確認し、目立たない場所で試し貼りをしてから広い面に進めてください。
壁が繊維壁や織物壁紙の場合は直貼りを避けます。
幅45cmで壁一面は足りますか
1本では足りません。
幅180cmの面なら4本、270cmなら6本が計算上の目安で、端の重ねを考えるとさらに1本の余裕があると安心です。
1枚あたりの長さは商品ページの表示で確認してください。
砂壁や繊維壁に貼りたい場合はどうすればいいですか
直貼りは避けてください。
表面が粉や繊維でできているため、粘着が下地に負けて浮くうえ、はがすときに壁の表面が一緒に落ちます。
この場合は壁に貼らずに板やパネルを立てる方法か、下地を平らに処理する工事を検討することになります。
カラーボックスや棚に貼れますか
表面が化粧合板の家具は貼れない面として挙げられています。
市販の安価な収納家具はこの化粧合板が多いので、まず家具の表面材を確かめてください。
塗装された木部やベニヤ板であれば、目立たない面で試したうえで判断します。
吸音ウォールパネルで隣の部屋への音漏れは減りますか
減りません。
吸音は室内で反射する音を抑えるもので、壁を透過して隣室や階下に伝わる音を止める働きはありません。
反響を抑えて声や音楽の聞こえ方を整えたい場合に選ぶ製品です。
まとめ
ニトリの貼ってはがせるシール壁紙は、一般ビニル壁紙・ツヤ有り塗装面・ベニヤ板・石膏ボードには貼れて、織物壁紙・繊維壁・ツヤ消し塗装面・化粧合板には貼れません。色柄を決める前に自宅の壁がどちらかを確かめれば、選ぶ工程の半分は終わります。
そのうえで幅約45cmから必要本数を出し、柄物なら柄合わせの余分を足します。
壁の見た目ではなく響きや視線が目的なら、吸音ウォールパネルや浴室・窓・網戸のシートという別の製品が答えになります。
ぜひ本記事の比較表と、買う前に見る3つの表示を参考に、貼る面から製品を絞り込んでください。





