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リメイクシートの角の貼り方|浮かせず包むための3つの手順

リメイクシートの角の貼り方|浮かせず包むための3つの手順

棚の角に貼ったリメイクシートが、2〜3日で角だけ三角に浮いてきます。原因はほぼ一つで、角で折り込んだシートが重なり、その厚みの分だけ元へ戻ろうとする力が残っているからです。

角は「そのまま折る」のではなく、余った部分に切り込みを入れて重なりを減らしてから折り込みます。

90度の外角なら45度の斜め切り、壁と壁が合わさる内角なら角に向かって垂直の切り込みが基本形になります。

切る位置を1〜2mm間違えるだけで、角に隙間が出たり逆に浮いたりします。

本記事では、外角と内角の切り込み方・角が浮いたときの直し方・下地別の圧着のしかたを解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

リメイクシートの角の貼り方は切り込みが先

角の作業は、平面を貼り終えてから始めます。平面が斜めに入っていると角で必ずズレが出るので、角の手前5cmくらいまでを先にスキージー(シートを圧着するヘラ)で押さえ、そこから角の処理に入ってください。

外角は45度に切り落として突き合わせる

テーブルや棚板の出っ張った角では、シートを角の先で余らせたまま折ると、両側から来た余りが重なって分厚い三角になります。

この重なりが浮きの正体なので、角の先端から外へ向かって45度に切り落とし、片側を先に折り込んでからもう片側をかぶせます。

切るときは角の頂点そのものではなく、頂点から1〜2mm外側を狙ってください。

ぴったりに切ると、折り込んだあとに角の先だけ下地が見えます。

内角は角に向けて垂直に切り込む

壁と壁が合わさる引っ込んだ角では、シートが余って波打ちます。

ここは角の線に向かって垂直に一本切り込みを入れると、余りが左右に分かれて逃げるので、波が消えます。

切り込みの深さは角の線まででよく、それより深く入れると隙間が開いたままになります。

切ったあとは指の腹で角の線を押し込み、最後に硬いヘラで線を通してください。

角を回した先は数mm巻き込んで止める

角のちょうど上でシートを切り落とすのは、剥がれの起点を自分で作る貼り方です。

角から先へ5〜10mmだけ回し込み、裏側や見えない面で切って終わらせると、めくれる方向に力がかかりません。

巻き込む余裕がない位置なら、角から2〜3mm手前で切って、端に沿って線を押さえておくほうがまだ持ちます。

丸みのついた角で同じことをするとシワが出るので、温めながら伸ばす手順が別に要ります。

丸い面の扱いは曲面にリメイクシートを貼る方法で解説しています。

折るだけで済ませると面ごと剥がれてくる

角が浮くだけなら見た目の問題で終わりますが、実際にはそこで止まりません。

浮いた三角の隙間にホコリが入り、粘着面に付着すると、そこはもう貼り直しても付かなくなります。

付かない部分が広がると、次は角に近い平面まで一緒に持ち上がってくるので、結局その面を全部やり直すことになります。

もう一段面倒なのは、剥がすときです。

角は下地そのものが弱い場所で、クロスの角には下に補強材が入っていたり、木部なら塗装が薄くなっていたりします。

浮いたシートを引っぱると、角のクロスが裂けて一緒についてくることがあります。

賃貸で角を扱うなら、貼る前に目立たない位置で小さく試し、剥がれ方を確かめてください。

下地ごとに貼れるかどうかが変わる話はリメイクシートの種類と貼れる場所で解説しています。

熱が当たる場所の角はさらに条件が厳しく、冷蔵庫の側面と背面が合わさる角のように、温度が上がって粘着が柔らかくなる位置では、重なった部分から先に開きます。冷蔵庫のリメイクシートと耐熱の選び方では、熱がかかる面での貼り方を解説しています。

角の貼り方でよくある失敗とその場での直し方

角だけ三角に浮いた

浮いた部分をいったんめくり、重なっている余りをカッターで切り取ってから貼り直します。

切らずに押さえ直しても、重なりの厚みが残っている限り同じところが浮きます。

粘着にホコリが付いていたら、その部分だけ切り落として、上から小さく継ぎ足すほうが早いです。

角の頂点が破れた、白い筋が出た

塩ビ系のシートを冷えた状態で強く折ると、折り目が白く伸びて筋になります。

破れる前ならドライヤーの弱風で数秒温めると戻ることがありますが、白い筋が残ってしまったものは元に戻りません。

破れた場合は角をまたぐ形で継ぎ足すと目立つので、角の線に沿って切りそろえ、そこから新しい一枚を回すほうがきれいに納まります。

温めすぎて伸び、冷えたら角が引っぱられた

温めて伸ばした部分は、冷えると縮む方向へ力が残ります。

角で伸ばしたまま貼ると、翌日には角の線が引っぱられて隙間が出ます。

温めるのは折り曲げる直前の数秒にとどめ、伸ばした状態で長く保持しないでください。

伸ばして合わせるのではなく、切り込みで余りを逃がすのが基本です。

角のちょうど上に継ぎ目が来た

角は力がかかる場所なので、そこで二枚を突き合わせると、乾燥する季節に開いてきます。

継ぐ位置は角から10cm以上ずらし、角そのものは一枚で回してください。

柄物で位置を動かせないときは、柄の合わせ方から逆算して割り付けを決めます。

継ぎ目を目立たせない貼り方で、柄合わせの取り方を解説しています。

角の処理に要る道具と代用が利くもの

必須はカッターとスキージーの2点です。

カッターは刃を折って新しくしてから使ってください。

角では2枚重ねを切ることがあり、刃が鈍っていると切り口がギザギザになって、そこから剥がれます。

スキージーは、シートに付属していないときは定規やポイントカードでも代用できますが、角の線を押し込む作業では先が硬く薄いもののほうが仕上がります。

あると作業が変わるのは、地ベラ(切るときにシートを押さえる薄い金属のヘラ)とドライヤーです。

地ベラを角の線に当ててから刃を走らせると、切り口が角の線とまっすぐ揃います。

定規でも代用できますが、厚い定規は角の奥まで入りません。

ドライヤーは丸みのある角で使う道具で、直角の角なら無くても困りません。

もう一つ用意しておくと安心なのが、細い針かピンです。

角の近くに入った小さな気泡は、押しても角のほうへ動くだけで抜けません。

針で刺してから指で押し出すと、跡がほとんど残らず消えます。

貼った直後と翌日、リメイクシートを2回圧着

粘着は貼った瞬間に最大になるわけではなく、時間をかけて下地へなじんでいきます。

角は最も戻ろうとする力が強い場所なので、貼った直後にヘラで線を通し、翌日にもう一度指の腹で角を押さえてください。

この2回目で浮きかけを見つけられると、まだホコリが入っていないので押さえ直すだけで済みます。

作業する気温も結果を変えます。

粘着剤は冷えると硬くなって初期の付きが落ちるため、暖房のない冬の廊下で角を折ると、その日は付いたように見えても翌朝に開いていることがあります。

室温を上げてから作業し、貼ったあとしばらくは同じ温度を保つほうが安定します。

反対に真夏の直射日光が当たる面は、粘着が柔らかくなって角がずれるので、日が当たらない時間帯を選んでください。

下地別に変わる角の貼り方の下ごしらえ

角の失敗は、貼り方より下地で決まる部分が大きいです。同じ手順でも、表面が平らで硬い面と、粉が出る面ではまったく結果が違います。

下地角の下ごしらえ注意する点
ビニールクロス乾いた布でホコリを取り、角の線に沿って手でなぞって浮きを確認角の下でクロスが継がれていると段差になる。段差の上に重ねると浮きやすい
塗装面目立たない場所でテープを貼って剥がし、塗装が付いてこないか確かめる粉を吹いた古い塗装は、角で引っぱると塗膜ごと剥がれる
木部(家具・棚板)角の面取りの丸みを指で確かめ、丸い場合は温めながら伸ばすワックスや艶出し剤が残っていると付かない。中性洗剤で拭いて乾かす
タイル目地目地の凹みを埋めて平らにする工程が別に要る目地の上では粘着が点でしか触れず、角から必ず開く
砂壁・繊維壁直貼りは避ける剥がすときに表面ごと崩れる。ベニヤなどを先に立てる方法を検討する

凹凸のある面では、角だけを頑張っても解決しません。

下地を平らにする方法は凹凸のある面にリメイクシートは貼れるかで解説しています。

ふすまのように枠と紙で段差がある建具は、枠の角をどう納めるかで見え方が変わるので、ふすまのリメイクシートと賃貸での確認点もあわせて確かめてください。

よくある質問

角は切って突き合わせるのと、巻き込むのとどちらがきれいですか

見た目は突き合わせのほうがすっきりしますが、持ちは巻き込みのほうが上です。

人の手や物が当たる家具の角なら巻き込み、手の触れない壁の上部などは突き合わせでかまいません。

突き合わせる場合は、切り口が角の線とぴったり揃わないと隙間が目立つので、地ベラか定規を当てて一度で切ってください。

ドライヤーはどのくらい温めればいいですか

丸みのある角で使う場合、弱風で数秒当てて、シートが少し柔らかくなったところで折り込みます。

熱を当てた直後は伸びやすい状態なので、引っぱらずに押し当てるだけにしてください。

長く当てると縮む力が残り、冷えたあとに角が引っぱられます。

近距離で当て続けると変色や変形の原因にもなるため、離して短く当てるのが基本です。

角が浮いてきたら、全部貼り替えるしかないですか

浮いた範囲がホコリを噛んでいなければ、その部分だけめくって重なりを切り取り、押さえ直せば直ります。

粘着面がざらついていたり、指で触っても粘りがなくなっていたら、その部分は切り落として小さく継ぎ足してください。

継ぎ足しの線が角から10cm以上離れていれば、そこから再び開くことは少なくなります。

賃貸の壁の角に貼っても、あとで剥がせますか

剥がせるかどうかは製品より下地で決まります。

表面がしっかりしたビニールクロスで、貼ってから短期間であれば、跡が残りにくいタイプもあります。

反対に古くて表面が粉を吹いたクロスや、角で継がれているクロスは、剥がすときに裂けることがあります。

貼る前に、家具の裏など目立たない角で小さく試して、剥がれ方を確かめてください。

なお原状回復の負担は経過年数で変わる扱いになっているため、傷めた場合でも全額の請求になるとは限りません。

白い無地のシートを角に貼ると、重なった部分が目立ちますか

薄い白は下地の色を拾いやすく、重なった部分だけ白が濃く見えることがあります。

角で重ねる前提なら、切り込みで重なりを減らすのと同時に、厚みのあるタイプを選ぶほうが差が出にくいです。

厚みと透けの関係は白のリメイクシートは下地が透けるかで解説しています。

まとめ

角がうまくいかない原因は手先の器用さではなく、余った分をどこへ逃がすかを決めていないことです。

外角なら45度に切り落として重なりをなくし、内角なら角に向かって垂直の切り込みを一本入れます。

この2つの形を覚えておけば、大半の角は同じ手順で納まります。

そのうえで角から先へ数mm回し込み、翌日にもう一度押さえ直せば、めくれの起点が残りません。

下地が砂壁や繊維壁、タイル目地なら、角の技術で解決しようとせず、貼らないか下地を平らにする判断に切り替えてください。ぜひ本記事の下地別の下ごしらえ表と切り込みの手順を参考に、いちばん目立たない角から試してみてください。

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