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リメイクシートの継ぎ目を目立たせない貼り方|柄合わせのコツ

リメイクシートの継ぎ目を目立たせない貼り方|柄合わせのコツ

貼り終えたときはぴったり合っていた継ぎ目に、数日後、細い線が出てきます。

塩ビ(塩化ビニル)系のリメイクシートは貼ったあとにわずかに縮むことがあり、端を突き合わせただけの継ぎ目は下地の色が透けて見えるようになります。

5〜10mm重ねて貼れば隙間は出ませんが、今度は段差が影になって目立ちます。

どちらを選ぶかは、貼る面と柄で変わります。

本記事では、突きつけと重ね貼りの使い分け、継ぎ目を目立たせない裁断と圧着の手順、開いてしまった継ぎ目の直し方を解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

リメイクシートの継ぎ目は突きつけと重ね貼りで仕上がりが分かれます

継ぎ目の処理は3タイプあり、それぞれ弱点の出る場所が違います。柄を連続させたいのか、隙間を絶対に出したくないのかで選び分けてください。

やり方仕上がり弱点
突きつけ段差が出ず、柄が連続して見える収縮で細い隙間が開くことがある
重ね貼り(5〜10mm)隙間が出ない段差が影になり、ホコリが乗りやすい
重ね切り段差も隙間も出にくいカッターが下地まで届くと原状回復に響く

突きつけが向く場面

柄の縦線がはっきりしているシートや、光沢のある面では突きつけが有利です。

段差の影が出ないので、視線が集まる正面の壁や扉に向いています。

ただし縮みは製品と温度で変わるため、真夏の直射日光下や暖房の吹き出し口の近くでは避けたほうが無難でしょう。

重ね貼りが向く場面

無地や細かい柄なら重ね貼りで問題ありません。

重ねる向きは、部屋に入ったときの視線に対して段差の切り口が奥を向くようにすると、影が視界に入りにくくなります。

重ねしろは5mmあれば足り、10mmを超えると段差そのものが太くなるので広げないでください。

重ね切りは下地を切る前提で判断する

重ね切りは、2枚を重ねた状態で金属定規を当てて同時に切り、余った縁を取り除いて突きつけにする方法です。

切り口がぴったり合うので仕上がりはいちばんきれいですが、刃が下のクロスまで入ると切り傷が残ります。

賃貸で試すなら、下に硬い当て板を差し込めるベニヤ面や家具の扉に限ってください。

シートの幅やタイプによって継ぎ目の本数そのものが変わるので、リメイクシートの種類と貼れる場所で解説している幅の違いも先に見ておくと判断しやすくなります。

継ぎ目をきれいに納める貼り方の手順

継ぎ目の位置を先に決める

いちばん効果があるのは、継ぎ目を見えない場所に持っていくことです。

家具の裏、柱の際、扉の立ち上がりに合わせれば、多少の段差や隙間は視界に入りません。

木目柄なら、板と板の境目に見える線の位置に継ぎ目を重ねるとほぼ分からなくなります。

コンセントやスイッチのプレート際に継ぎ目を置くと端が浮きやすいので外し、火災警報器や換気口はふさがないよう手前で切ってください。

柄のリピートを測ってから裁断する

柄物には、模様が繰り返される一定の長さ(リピート)があります。

これを測らずに必要な高さだけで切ると、2枚目で柄が合いません。

壁の高さにリピート1つ分を足した長さで裁断しておけば、上下にずらして柄を合わせる余裕ができます。

無地なら余分は数センチで足ります。

2枚目は仮止めしてから剥離紙を送る

1枚目は基準線を薄く引いて垂直に貼り、剥離紙を10cmほどずつ送りながらスキージー(ヘラ)で中心から外へ空気を追い出します。

2枚目は貼る前に柄を合わせてマスキングテープで上端を仮止めし、位置が決まってから剥離紙を剥がしてください。

継ぎ目側は最後に回し、指の腹で押さえたあとローラーで縁を寝かせます。

角や丸みのある部分でドライヤーを使う場合は、継ぎ目の近くで伸ばすと冷えたあとに隙間が開くため、曲面に貼るときの温め方で解説している加熱量にとどめるのが安全です。

道具と代用できるもの

必須なのはカッター、金属定規、メジャー、スキージー、マスキングテープです。

スキージーは布を巻いた下敷きやポイントカードで代用が利きますが、カッターの刃だけは代用が効きません。

切れない刃で押し切ると縁が波打ち、そこから隙間が生まれます。

継ぎ目を切るたびに刃を折って新しい角を出してください。

継ぎ目専用のローラーがなければ、乾いた布を当てて親指で押さえるだけでも密着は上がります。

作業する日は室温が20℃前後の日を選ぶと、シートが硬すぎず粘着も立ち上がります。

継ぎ目の圧着を省くと、角から浮いて剥がれが広がります

継ぎ目の縁は、シートの中央と違って引っかかる相手が上下左右にあります。

浮いた縁にホコリが入り込むと粘着面が汚れ、押し戻しても元の密着には戻りません。

掃除機やモップの先が当たれば、そこから一気に数十センチめくれます。

水回りでは隙間から水が入り、下地のビニールクロスが膨れて波打つこともあります。

継ぎ目の1本を押さえる十数秒を省くと、貼り直しの手間はその何十倍にもなります。

すでに浮きが出ている場合は、圧着不足ではなく下地との相性が原因のこともあるため、剥がれてくる原因と貼り直しの手順で解説している下地の見分け方も確かめてください。

隙間・段差・柄ずれの直し方

継ぎ目が開いて下地が見えた

開きが1〜2mm程度なら、同じシートの端材を細く切って上から重ねるのがいちばん早い対処です。

柄の向きを揃えて貼れば、無地や木目ならほとんど分かりません。

弱粘着タイプでまだ貼って間もないなら、片側を静かにめくって寄せ直せることもあります。

開きが大きい場合は継ぎ目をまたぐ1枚を剥がして貼り直したほうが結果はきれいで、剥がす手順は跡を残さない剥がし方で解説しています。

重ねた段差が影になって目立つ

重ねしろが広すぎるのが原因です。

貼り直せるなら5mmまで詰め、貼り直せないならローラーで縁を強く寝かせて角を立たせないようにします。

段差の上にホコリが積もると線が濃く見えるので、乾いた布で継ぎ目を横方向に拭く習慣をつけておくと目立ちにくくなります。

柄が合っていない

柄ずれは部分的な手直しでは戻りません。

ずれた1枚を剥がし、リピートを実測してから切り直してください。

柄合わせのために足した余りが不足していると、この段階で材料が足りなくなります。

柄物を買うときは、必要な長さの1割ほど多めに見ておくと安心でしょう。

下地が変われば下ごしらえも変わります

継ぎ目が持つかどうかは、シートの性能より貼る面で決まります。同じ貼り方でも、下地によって結果はまったく違ってきます。

下地継ぎ目で起きること下ごしらえ
ビニールクロスエンボスの凹凸に粘着が点で触れ、縁から浮きやすいホコリを拭き取り、継ぎ目はローラーで強く圧着する
塗装面塗膜が粉を吹いていると縁ごと持っていかれる目立たない場所に小片を貼って剥がし、粉が付かないか試す
木部(無塗装)密着が強く、剥がすとき木の繊維が起きる継ぎ目を板の合わせ目に沿わせる
タイル目地目地の溝で継ぎ目が二重の段差になる継ぎ目を目地の上に置かない
砂壁・繊維壁表面ごと剥がれ、継ぎ目以前に貼り付かない直貼りは避ける

タイル目地や砂壁のように面が平らでない場合は、下地を平らにする工程が別に必要になり、その方法は凹凸のある面の下地処理で解説しています。冷蔵庫や金属扉のように平滑な面は継ぎ目そのものは作りやすい反面、熱がこもる位置では端から浮くため、冷蔵庫に貼るときの耐熱の選び方も確認してください。

よくある質問

継ぎ目は何mm重ねるのが正解ですか

無地や細かい柄なら5mm前後で足ります。

10mmを超えると段差が太くなって影が目立つため、広げる意味はありません。

柄を連続させたい場合は重ねずに突きつけるか、重ね切りで切り口を合わせる方法を選んでください。

開いた継ぎ目はドライヤーで温めれば戻りますか

温めると柔らかくなって寄せられる場合はありますが、冷えるとまた縮むので根本的な解決にはなりません。

温めて引っ張った部分は元より薄く伸びており、次に開く幅が広がることもあります。

端材を細く切って重ねるか、その1枚を貼り直すほうが確実です。

継ぎ目にコーキング材を充填してもいいですか

水回りで継ぎ目からの浸水を防ぐ目的では使われますが、賃貸では下地に樹脂が残る可能性があるため慎重に判断してください。

原状回復で問題になりにくいのは、シート同士を重ねて隙間を作らない方法です。

持ち家の水回りで使う場合も、シートの上に乗せる形にして下地に直接付けないよう気をつけてください。

幅の狭いシートだと継ぎ目が増えて不利ですか

継ぎ目の本数は増えますが、狭い面や家具の扉なら扱いやすさで有利になることもあります。

壁のように広い面を一度に仕上げたいなら幅の広いロールのほうが継ぎ目が減り、柄合わせの手間も少なくなります。

試し貼りをしたいのか、必要量を一度に確保したいのかで選び分けてください。

まとめ

継ぎ目の仕上がりを左右するのは、シートの銘柄よりも「どこに継ぎ目を置くか」と「縁をどれだけ押さえたか」です。

柄を連続させたい正面は突きつけ、隙間を出したくない面は5mmの重ね貼り、下に当て板を差し込める扉なら重ね切りという順で考えると迷いません。

貼る前に下地を小片で試しておけば、貼ってから剥がすときの失敗も減らせます。

ぜひ本記事の3タイプの比較表と下地別の下ごしらえを参考に、継ぎ目の位置から決めてみてください。

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