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レンガ柄のリメイクシート|立体タイプと平面タイプの違いと選び方

レンガ柄のリメイクシート|立体タイプと平面タイプの違いと選び方

レンガ柄のリメイクシートは、写真が同じように見えても、目地の凹凸が印刷だけのものと、発泡ウレタンやクッション材で立体になっているものに分かれます。

この違いで貼れる場所が変わります。

厚みのあるクッションタイプは下地の色や既存の柄を隠しやすい一方、角のR面や曲面には追従しにくく、薄い塩ビシートはドライヤーで伸ばせば曲面も回せます。

さらにレンガ柄は柄の繰り返し(リピート)が大きいため、必要枚数の計算でつまずきやすい柄でもあります。

本記事では、印刷タイプとクッションタイプの違い・貼る面ごとの向き不向き・必要枚数の出し方と柄合わせの余分・剥がすときに下地で起きることを解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

下地が平らかどうかで決まるレンガ柄の相性

粘着シートは、粘着面が下地に面で触れていないと保持しません。

レンガ柄を貼りたい場所として挙がりやすいのは、キッチンの腰壁、玄関の一面、テレビ台の背面、洗面台まわりですが、この中で失敗が起きやすいのは砂壁・繊維壁・エンボスの深いクロス・タイルの目地です。

凹凸の頂点だけで粘着が点接触になり、数日から数週間で角から浮きます。

ビニールクロスなら、表面がフラットに近いものほど素直に貼れます。

エンボスが浅い量産クロスは問題になりにくく、深い織物調の凹凸があるクロスは、貼れても数か月で目地の谷から浮くことがあります。

砂壁や繊維壁は、貼るより先に表面を固めてベニヤや下地用のシートを張る工程が別に要るため、シート1枚で完結しません。

下地の種類ごとに何が起きるかは、レンガ柄に限らず共通の話です。貼れる面・貼れない面の全体像はリメイクシートの種類と貼れる場所で解説しています。

リメイクシートのレンガ柄は大きく3タイプ

売り場やネット通販の写真だと、どれも同じレンガに見えます。仕様欄で見分けるのは、素材名と厚み、そして「立体」「クッション」という表記の有無です。

塩ビの印刷タイプ

塩化ビニル樹脂に目地の陰影を印刷したもので、厚みは薄く、ロールで売られていることが多いタイプです。

表面はフラットなので、斜めから見ると目地が平らだと分かります。

そのぶん曲面や角に回しやすく、ドライヤーで少し温めると柱の角や巾木の際まで沿わせられます。

カッターの通りもよく、コンセントプレートのまわりのような細かい切り抜きが多い面ではこのタイプが扱いやすいです。

クッション(発泡)タイプ

ポリエチレンやウレタンの発泡材にレンガ形を成形したもので、指で押すとへこむ厚みがあります。

目地が本当に凹んでいるため、真横から見ても立体に見えるのが利点です。

厚みがあるので下地の濃い色や既存の柄を隠しやすく、暗い色の壁の上から明るいレンガに変えたいときはこのタイプが向きます。

反面、角のR部分やパイプのような曲面には追従せず、無理に曲げると発泡層が割れて白い筋が出ます。

カッターも1回では切り抜けないので、刃を新しくして数回に分けて入れます。

凹凸プリント(エンボス)タイプ

塩ビの表面にエンボス加工で浅い凹凸を付けたもので、印刷タイプとクッションタイプの中間にあたります。

手で触ると目地のへこみが分かる程度の凹凸で、厚みは印刷タイプに近いため、曲面もある程度は回せます。

立体感と扱いやすさのどちらも捨てたくない場合の選択肢になります。

向いている人と向かない人をタイプ別に

タイプ構造と厚み向いている人向かない人
塩ビ印刷薄い塩ビフィルムに目地を印刷。表面はフラット柱の角や巾木際まで回したい人。コンセント周りの切り抜きが多い面に貼る人真横から見る位置に貼る人。下地の濃い色を隠したい人
クッション(発泡)発泡材を成形。指で押すとへこむ厚み正面から見る一面に貼る人。既存の柄や色を隠したい人。多少の下地の凹凸をならしたい人曲面・R面に貼る人。切り抜きが多い面を1人で貼る人
凹凸プリント塩ビにエンボス加工。厚みは薄めで凹凸は浅い立体感と施工しやすさを両方取りたい人クッションタイプ並みの陰影を期待する人

選び分けの分かれ目は、貼る面をどの角度から見るかです。テレビ背面のように正面から見る壁ならクッションタイプの立体感が生きますが、廊下の壁のように横目に入る面では、厚みの段差が端で目立ちます。

貼る面積と色数で起きるレンガ柄の失敗

レンガ柄は1枚のシートの中に、赤茶・こげ茶・グレー・目地の白といった複数の色が入ります。

柄そのものの主張が強いため、部屋の四面すべてに貼ると色数が増えすぎて落ち着きません。

実際に多いのは、一面だけをレンガにして残りは既存の壁のままにする貼り方です。

腰壁の高さまでで止める、家具の背面だけに使う、といった区切り方も同じ考え方になります。

もう一点、レンガの目地の色で印象が大きく動きます。

目地が白いものは軽く見え、グレーや黒に近いものは重く落ち着いて見えます。

床材や建具が明るい色なら白目地、濃い木部が多い部屋ならグレー目地のほうが浮きにくくなります。

同じ理由で、無機質にまとめたい場合はレンガより目地のないコンクリート柄のほうが合うこともあります。

色数を増やさず面を作りたいならコンクリート柄の貼り方と選び方で解説している考え方も比べてみてください。

柄物を組み合わせるときの色数の抑え方は北欧柄のリメイクシートでまとめるコツで解説しています。

購入前に測る幅・高さとレンガ柄のリピート

必要枚数を出すときは、貼る面の幅と高さを測ってから、シートの幅で何列になるかを数えます。ここでレンガ柄が厄介なのは、隣の列と柄を合わせる作業が入るため、単純な面積の割り算では足りなくなる点です。

柄合わせで余分が要る理由

レンガは横方向に段がずれて並ぶ柄なので、隣の列の段位置を揃えないと目地の線がつながりません。

そのため、上下方向に柄1つぶん(レンガ1段から数段ぶん)を捨てて位置を合わせることになります。

柄の繰り返しの間隔がリピートで、商品ページに「リピート」や「柄合わせ」の記載があるものは、その寸法を1列ごとに足して計算してください。

記載がない場合は、レンガ数段ぶんの余裕を見て多めに買うのが現実的です。

商品ページで確認する表示

見るのは、幅と長さ(ロールなら1本の長さ、枚売りなら1枚の寸法)、素材名、厚み、粘着方式の4つです。

粘着方式は「強粘着」「弱粘着・再剥離」「のり付き壁紙」「水で貼る吸着」で扱いが変わり、賃貸で下地のクロスをそのまま残したいなら弱粘着をうたうものを選びます。

ただし弱粘着でも下地次第で剥がれ方は変わるため、目立たない位置に手のひらサイズを貼って数日置き、ゆっくり剥がして下地に何が起きるかを確かめてから本番に進んでください。

水回りとコンロ周りは防水と耐熱を別に確認

キッチンの腰壁にレンガ柄を貼る例は多いのですが、防水表示があることは耐熱を保証しません。

塩ビも発泡材も熱には弱く、コンロの真横やIHの立ち上がり部分のように直接熱が当たる位置は避けてください。

加熱機器のそばに貼りたい場合は、耐熱表示があるものを選んだうえで、機器の取扱説明書が指定している離隔距離を守ります。

洗面台のまわりのように水はねだけなら、表面が塩ビのタイプなら拭き取りで対応できます。

発泡タイプは切り口から水が入ると内部に残るため、端をシーリングで押さえるか、水がかかる位置には使わない判断になります。

キッチンで貼れる条件を細かく確認したいときはステンレス柄のリメイクシートをキッチンに貼れる条件で解説しています。

冷蔵庫の側面のように熱を持つ家電に貼る場合は、冷蔵庫に貼るときの耐熱の選び方で扱っている考え方が近いです。

リメイクシートを剥がした跡は下地で変わる

再剥離をうたう製品でも、結果は下地との組み合わせで決まります。

表面がしっかりしたビニールクロスで、貼ってから短期間であれば、ゆっくり剥がして跡が残りにくいことが多いタイプです。

一方で経年で表面が脆くなったクロス、塗装が粉を吹いた面、砂壁や繊維壁では、シートに下地の表面ごと付いてきます。

木部やプリント合板も、印刷層が持っていかれることがあります。

のりが残ったときは、シール剥がし剤を目立たない位置で試してから使ってください。

長期間貼ったままだと粘着剤が硬化して残りやすくなるので、期間を決めて使うなら弱粘着タイプを選び、下地との相性を試し貼りで確かめておきます。

なお賃貸の原状回復では、国土交通省のガイドラインでクロスの価値は6年で残存1円まで下がる扱いになっており、貼り替え費用の全額を必ず負担するわけではありません。

判断は契約内容や状態によるため、心配なら管理会社に事前に確認してください。

ふすまのように紙が下地になっている面での剥がし方はふすまに貼る前の確認点と手順で解説しています。

よくある質問

レンガ柄のリメイクシートは砂壁に貼れますか

直貼りは避けてください。

砂壁や繊維壁は表面がぼろぼろと落ちる下地で、粘着面が砂の粒にしか触れないため保持しません。

剥がすときに壁の表面ごと崩れることもあります。

ベニヤ板を張るなど、平らな面を作る工程を先に入れてください。

クッションタイプは何枚くらい必要になりますか

貼る面の幅をシートの幅で割って列数を出し、高さに柄合わせの余分を足して計算します。

クッションタイプは枚売りのものが多く、1枚あたりの寸法は製品ごとに違うため、商品ページの寸法表示を見て計算してください。

柄物は端の余りが使いにくいので、計算結果より1枚多く用意しておくと足りなくなりません。

コンセントやスイッチの上はどうすればいいですか

コンセントやスイッチをシートでふさがないでください。

プレートの形に合わせてカッターで切り抜き、開口部は開けたまま貼ります。

火災警報器や換気口も同じで、上から覆う貼り方はしないでください。

目地の凹凸に汚れがたまりませんか

クッションタイプは目地が実際に凹んでいるため、キッチンの油煙が届く位置ではくぼみに汚れが残りやすくなります。拭き掃除を前提にする面なら、表面がフラットな塩ビ印刷タイプか、凹凸の浅いエンボスタイプのほうが手入れは楽です。

木目柄とレンガ柄はどちらが失敗しにくいですか

面積を広く取るなら木目柄のほうが色数が少なく、部屋の他の建具となじみやすいです。

レンガ柄は色数が多いため、一面や腰壁までに区切って使うのが無理のない使い方になります。

木目でリアルに見せる条件は木目のリメイクシートがリアルに見える条件で、色味の選び分けはウォールナットとオーク柄の違いで解説しています。

まとめ

レンガ柄を選ぶときは、まず貼る面が平らかどうかを確かめ、そのうえで正面から見る面ならクッションタイプ、角や曲面に回すなら薄い塩ビ印刷タイプ、と使う場所で決めるのが失敗の少ない進め方です。

必要枚数は面積だけでなく柄合わせの余分を足して計算し、粘着方式は下地との相性を試し貼りで確かめてから本番に進みます。

キッチンで使うなら、防水表示と耐熱表示は別のものとして読んでください。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、幅・高さ・柄のリピートという3つの採寸ポイントを参考に、貼る面に合ったシートを選んでください。

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