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ウィンドウフィルムの効果|遮熱・UVカット・飛散防止の違い

ウィンドウフィルムの効果|遮熱・UVカット・飛散防止の違い

売り場でウィンドウフィルムを探すと、目隠し用・飛散防止用・遮熱用が同じ棚に並び、パッケージ写真はどれも似た乳白色です。

ただし選ぶ順番は決まっていて、最初に決まるのは貼る予定のガラスの種類です。

網入りガラス、複層ガラス、Low-E(低放射)ガラスに色の濃いフィルムや断熱タイプを貼ると、熱がこもって熱割れを起こすことがあります。

用途で絞るのは、そのあとの話です。

本記事では、ガラスの種類の見分け方・目隠しと遮熱と飛散防止で変わる構造・採寸と必要枚数の出し方を解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ガラス種別から決まるウィンドウフィルム選び

フィルムの性能表を先に読みたくなりますが、順番が逆です。ガラスの種類によっては、そもそも貼れないフィルムがあります。

熱割れは、ガラスの一部が日射で温まり、サッシに隠れた縁の部分が冷えたままのときに、その温度差でガラスが裂ける現象です。

フィルムは日射を吸収するため、貼ることでガラス面の温度が上がります。

網入りガラスは中のワイヤーが熱を伝えて割れやすく、複層ガラスとLow-Eガラスも内部に熱がこもるため、メーカーが適合ガラスを限定していることがほとんどです。

自分の窓がどれなのかは、外から見て斜めの金網が入っていれば網入り、窓枠の断面で2枚のガラスと空気層が見えれば複層です。判別できないときは、色が薄く日射吸収の少ないタイプ、または水で貼る吸着タイプにとどめるのが無難です。

次に決まるのは、明るさを残すかどうか

ガラス種別で候補が絞れたら、残る軸は「昼間の明るさをどこまで残すか」です。

すりガラス調の乳白色は視線をよく遮る一方、部屋が暗く感じられます。

細かい模様やストライプは光を通しますが、シルエットは動きとして見えます。

どちらを取るかは部屋の向きで決めてください。

北向きの窓で乳白色を選ぶと、日中でも照明が必要になることがあります。

見え方と明るさのバランスをもう少し細かく詰めたいときは、目隠しシートの選び方で見え方の段階ごとの判断基準を解説しています。

目隠し・遮熱・飛散防止で違うフィルム構造

同じ「窓に貼るフィルム」でも、狙っている働きが違えば厚みも表面加工も別物です。1枚で全部を兼ねようとすると、どれも中途半端になります。

目隠しタイプ

表面に凹凸や印刷を入れて光を散らし、輪郭をぼかす作りです。

厚みは薄いものが多く、遮熱や飛散防止の働きは基本的にありません。

水で貼る吸着タイプが多いのもこのタイプで、粘着剤を使わないぶん貼り直しがしやすく、賃貸で試しやすい選択になります。

遮熱・UVカットタイプ

金属を薄く蒸着したり、赤外線を反射する層を挟んだ構造です。

日射のうち何割を遮るかは製品ごとに数値で示されていて、遮蔽係数や日射熱取得率という表記で書かれています。

UVカット率と遮熱率は別の数値なので、紫外線だけを止めたいのか室温上昇を抑えたいのかで見る欄が変わります。

UVカット・遮熱の窓シートでは、その数値の読み分け方を解説しています。

飛散防止タイプ

厚みで割れたガラスをつなぎとめる考え方なので、目隠しタイプより明確に厚くなります。

50マイクロメートル前後を境に、それ以上を飛散防止としてうたう製品が多いです。

透明なものが中心で、目隠しの働きは持ちません。

地震対策なのか防犯なのかで求められる厚みも変わり、この違いは飛散防止フィルムの選び方で解説しています。

ミラータイプ

片面を鏡のように仕上げ、明るい側から暗い側が見えにくくなる作りです。

あくまで明暗の差で成り立つ働きなので、夜に室内の照明を点ければ外から中が見えます。

夜間も遮りたいならカーテンと併用してください。

成立条件はミラーシートの使い方で解説しています。

タイプ別に見るウィンドウフィルムの向き不向き

タイプ構造と特徴向いている人向かない人
目隠し(吸着)水で貼り、粘着剤を使わない。薄手賃貸で試しながら貼りたい人。貼り直しを前提にしたい人凹凸ガラスに貼りたい人。遮熱も兼ねたい人
目隠し(のり付き)粘着剤で密着。柄の選択肢が広い長期間そのままにする人。柄でデザインを変えたい人短期間で剥がす予定の人
遮熱・UVカット金属蒸着や反射層。数値表示あり西日で室温が上がる部屋、床や家具の日焼けを抑えたい人網入り・複層・Low-Eガラスの窓(適合表示の確認が先)
飛散防止厚手で透明。ガラスをつなぎとめる寝室や子ども部屋、背の高い家具の近くの窓視線も遮りたい人(別途目隠しが必要)
ミラー片面が鏡面。明暗差で見えにくくなる日中に人通りがある道路側の窓夜間の視線を遮りたい人

迷ったときは、遮りたいのが視線なのか熱なのか破片なのかを1つに決めてください。兼用をうたう製品もありますが、単機能のものに比べるとどちらの数値も控えめになります。

下地とサイズの後回しが招く失敗

いちばん多いミスマッチは、型板ガラス(表面に凹凸のある不透明なガラス)に粘着タイプを貼ろうとする組み合わせです。

粘着面が凸の部分にしか触れないため、数日で角から浮きます。

凹凸面に貼るなら、その面用と明記された製品を選んでください。

吸着タイプでも同じで、水の膜が張れない凹凸面では吸着しません。すりガラスや型板ガラスの窓は、対応表示を確認してから買うのが前提になります。

もう1つ多いのが、幅だけ合わせて長さが足りなくなるケースです。

窓ガラスは正方形ではなく、縦横のどちらを合わせるかで必要な長さが変わります。

柄物なら、隣の1枚と柄をそろえるための余分も要ります。

購入前に確かめたいウィンドウフィルムの3点

ガラス面の実寸を測る

測るのはガラス部分の縦横で、サッシの外側までではありません。

フィルムはガラスとサッシの境目まで貼るため、ガラスの見えている寸法に上下左右それぞれ1cmほど足した大きさで切り出します。

窓が引き違いなら、片側ずつ別に測ってください。

左右で寸法が違うことがあります。

必要枚数とロールの向きを見る

商品ページには幅と長さが書かれています。

幅90cm×長さ180cmのロールで、ガラスが幅80cm×高さ100cmの窓を2枚貼るなら、縦向きに使えば1本で足ります。

ただし柄に上下の向きがある製品では、横向きに使い回せません。

柄の向きが指定されているかどうかは、商品説明の画像を拡大して確かめてください。

目立たない場所で試し貼りをする

粘着タイプを買ったら、いきなり窓の中央から貼らず、下側の角など目立たない範囲で小さく貼って剥がしてみてください。ガラスは下地としては安定していますが、サッシのゴムや古い窓枠の塗装面にかかると、そこだけ持っていかれることがあります。

貼る手順そのものは水の量と道具で仕上がりが変わるので、窓シートの貼り方で気泡を残さないための全手順を解説しています。採寸から通してやりたいときは窓の目隠しシートの貼り方のほうが順序どおりに追えます。

はがすとき残るのはウィンドウフィルムより粘着剤

吸着タイプは水だけで貼っているため、端をめくって引けばガラスに何も残りません。乾いて縮んでいるときは、霧吹きで湿らせてから剥がすと途中で切れにくくなります。

のり付きタイプは、年数が経つほど粘着剤がガラスに残りやすくなります。

日当たりの強い窓では劣化が早く、数年後に剥がすと透明なのりが薄く残ることがあります。

ガラス面ならスクレーパーや中性洗剤で落とせますが、サッシのゴムや塗装面に付いた部分は同じようには扱えません。

賃貸で気になるのは原状回復の扱いですが、ガラス自体は国土交通省のガイドラインでクロスのような経過年数の減価が定められていないため、判断は物件や契約によって変わります。粘着タイプを貼る前に管理会社へ確認しておくと、退去時のやり取りが短くなります。

よくある質問

網入りガラスに貼れるウィンドウフィルムはありますか

網入りガラス対応と明記された製品があります。

日射を吸収しにくい薄色や透明のタイプが中心で、濃色や高遮熱の製品は対象外になっていることが多いです。

パッケージや商品ページの適合ガラス欄を必ず確認してください。

目隠しフィルムを貼れば部屋の音は静かになりますか

静かにはなりません。

フィルムはガラスの表面に密着する薄い層なので、音の通り道であるガラスの厚みや隙間には影響しません。

飛散防止タイプのように厚みのある製品でも、防音を目的にした作りではありません。

遮熱フィルムを貼れば冷房が要らなくなりますか

要らなくはなりません。

西日が当たる窓では日射の入りが減るので、室温の上がり方は穏やかになります。

ただし遮るのは窓から入る熱だけで、壁や天井から伝わる熱、室内の家電が出す熱はそのままです。

100円ショップの目隠しシートでも大丈夫ですか

小さな窓や、まず見え方を試したい段階なら選択肢になります。

サイズ展開が限られ、大きな窓では継ぎ目が増えます。

売り場での探し方はダイソーの目隠しシートで解説しています。

ガラスフィルムとウィンドウフィルムは違うものですか

売り場ではほぼ同じものを指して使われています。

呼び名で性能が決まるわけではないので、目隠し・遮熱・飛散防止のどれをうたっているかで判断してください。

呼び分けの実態はガラスフィルムの種類と選び方で解説しています。

まとめ

ウィンドウフィルムを選ぶ順番は、貼る窓が網入り・複層・Low-Eのどれかを確かめることから始まります。

ここで候補が絞れてから、視線・熱・破片のどれを遮りたいのかを1つに決め、最後にガラスの実寸から必要な長さと枚数を出す流れになります。

凹凸ガラスかどうか、柄に向きがあるかどうかを見落とすと、買い直しになりやすいところです。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と、採寸・必要枚数・試し貼りの3点を参考に、自宅の窓に合うフィルムを選んでください。

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