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白い壁紙の補修|色味の違いを目立たせないための選び方とコツ

白い壁紙の補修|色味の違いを目立たせないための選び方とコツ

画鋲の穴を白いパテで埋めたら、埋めた点だけが周りより白く浮いた、という状態です。原因は補修材の色ではなく、貼ってから数年たった壁紙側の白が黄色に寄っていることです。

壁紙の白はピュアホワイト・オフホワイト・アイボリーと幅があり、そこに日焼けと皮脂による変色が重なります。真っ白な補修材をそのまま使えば、直径1mmの穴が直径3mmの白い点に変わるだけです。

本記事では、白い壁紙の色合わせの手順・盛りすぎたパテの直し方・下地ごとの圧着のしかたを解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

白い壁紙の補修は、壁の白がどの白かを見分けてから始める

白い壁紙の補修でつまずくのは、ほぼ色合わせです。手順そのものは穴を埋めるか、のりで押さえるか、シートを貼るかの3つしかありません。

白は3つの方向にばらける

売り場で「白」として並ぶ壁紙も、実物は青みが強いピュアホワイト系、黄みが乗ったオフホワイト系、さらに黄みの濃いアイボリー系に分かれます。

加えて、貼ってからの年数で日焼け・キッチンの油煙・手の脂による変色が進むので、同じ製品でも壁の場所ごとに白が違います。

家具の裏と窓際を並べて比べると、ここが分かりやすいです。

汚れなのか変色なのかを先に切り分ける

色を合わせる前に、壁が汚れているだけなのかを確かめてください。

固く絞った布で目立たない場所を軽く拭き、そこだけ白くなるなら汚れで、変わらなければ素材の変色です。

汚れなら補修材を使わずに拭き掃除で解決しますし、変色なら補修材の白を壁に寄せる作業に進みます。

この見極めを飛ばすと、汚れの上に白を置いてしまい、あとで周りを拭いたときに補修跡だけが取り残されます。

補修材は少量ずつ、へこみの中に置く

白系の補修材やジョイントコーク(壁紙の継ぎ目やへこみに詰める、チューブ入りの充填材)は、へこみの内側だけに入れます。

表面に広げると、壁紙の凹凸をふさいでその部分だけ平らに光ります。

指の腹かヘラで一度だけ撫でて、はみ出しは硬化する前に濡らした綿棒で取ってください。

何度も触るほど範囲が広がります。

画鋲跡から石膏ボードが見えるような穴まで、大きさ別の埋め方は壁紙の穴を補修する手順で解説しています。

色を合わせずに埋めると、穴より補修跡が目立つ

真っ白な補修材を黄ばんだ壁に使った跡は、正面から見ると小さな白い点で、斜めから照明が当たると影の付いた突起になります。元の穴は光を吸うだけでしたが、白い盛り上がりは光を返すので、視線がそこで止まります。

修正液や油性の白ペンで代用すると、そのときは合っているように見えても、その後の変色の進み方が壁紙と違うため、時間が経つほど色差が広がります。

壁紙用でない白は、剥がれや破れの補修で使う接着剤と同じく、後から取り除くのも難しくなります。

接着剤の選び分けは壁紙の剥がれにボンドは使えるかで解説しています。

もうひとつの実害が、掃除で削れる白です。

メラミンスポンジで白い壁紙をこすると、汚れと一緒に表面のエンボス(浮き出し模様)とツヤ止めの層が削れます。

削れた部分は光り方が変わり、拭いた四角い範囲がそのまま残ります。

強くこするのは、汚れを落とすというより表面を薄くする作業だと考えてください。

白い壁紙の補修でよくある失敗と、その場での直し方

補修材の白が浮いた

硬化前なら、濡らした布で拭き取ってやり直すのが確実です。

硬化後は、削るより周囲を馴染ませるほうがうまくいきます。

壁全体をやわらかい布で軽く水拭きすると、周りの表面の汚れが薄くなって白との差が縮まります。

それでも目立つなら、点で直すのをやめて、その面だけ白い壁紙シールで覆う判断もあります。

隠せる傷の範囲は壁紙シールで補修する方法で解説しています。

盛りすぎて段差ができた

硬化前は、水で濡らした指を一方向に一度だけ滑らせて平らにします。

硬化してしまった場合、紙やすりで擦ると周りの壁紙まで白く毛羽立つので、カッターの刃を寝かせて出っぱりだけを削ぎ落としてください。

削ったあとに白い粉が残るなら、乾いた筆で払います。

のりがはみ出してテカった

剥がれを押さえたときにはみ出したのりは、固く絞った布で押さえるように取ります。

こすって範囲を広げると、乾いたあとにその形どおりの光る跡が残ります。

白い壁紙はこのテカりが影として見えるため、色付きの壁紙より目立ちます。

のりの量と押さえ方は壁紙の剥がれを補修する手順で解説しています。

補修シールの角から浮いてきた

四角いまま貼ったシールは、角が引っかかって浮きます。

貼る前に角を数ミリの丸みに切り落とし、貼ったあとは中心から外へ空気を押し出してください。

それでも浮くなら、下地の凹凸が強すぎるか、粘着が合っていません。

向いている症状の見分け方は壁紙の補修シールで隠せる範囲と限界で解説しています。

道具は最小限で足りる|代用が利くものと利かないもの

必要なのは、白系の充填材、綿棒か細いヘラ、固く絞れる布の3つです。剥がれを直すなら壁紙用のり、切り継ぎをするならカッターと定規が加わります。

本来の道具代用代用の可否
継ぎ目ローラー指の腹+乾いた布小さな面なら足ります
スキージー(空気を抜くヘラ)定規に布を巻く硬い角が当たらなければ使えます
地ベラ(切るときの当て金)厚手の金属定規刃が逃げにくいものなら代用できます
白系の充填材修正液・油性ペン変色の進み方が違うため避けてください

色を合わせる白そのものは代用が利きません。ここだけは壁紙用の製品を選び、できればアイボリー寄りとピュアホワイト寄りの2本を用意して、目立たない場所で試してから本番に使ってください。

気づいた日に手を付けるほど、色の差は小さくなる

剥がれと浮きは、放っておくと角が反って戻らなくなり、めくれた裏側にホコリが入ってのりが付きません。反りが出る前なら押さえるだけで済むので、見つけた日に直すのがいちばん手数が少ないです。

退去前にまとめて補修する進め方は、色の面では不利になります。

壁紙の変色は年数とともに進むため、傷ができた時点で直せば新品の白との差は小さく、数年待てばその差は開いていきます。

硬化のしかたも季節で変わり、気温が低い時期や湿度の高い日は乾きが遅くなるので、乾くまで触らない時間を長めに取ってください。

なお、賃貸の原状回復では、国土交通省のガイドラインで壁紙の価値は6年で残存1円まで下がる扱いになっています。

年数が経っているほど借主の負担割合は小さくなるため、無理に完璧を目指す必要はありません。

症状ごとに自分でやる範囲を決める考え方は壁紙の補修は自分でできるかで解説しています。

下地が変わると、下ごしらえと圧着のしかたも変わる

ビニールクロス

いま住宅でいちばん多い下地で、白い壁紙もほとんどこれです。

表面が樹脂なので水拭きができ、補修材のはみ出しも拭き取れます。

エンボスが深い製品では充填材が溝に流れ込むため、盛る量をさらに絞ってください。

紙クロス・布クロス

水を吸うので、はみ出したのりや充填材がシミとして残ります。

白い面ではこのシミが茶色い輪に見えるため、濡れた布で拭き取る前提の作業ができません。

マスキングテープで補修する範囲の外側を囲ってから作業すると、被害を最小限にできます。

白い塗装面・木部

見た目が白い壁でも、塗装なら壁紙用のりや壁紙用の充填材は密着しません。

塗装面の欠けは同色の塗料で埋めるほうが自然に収まりますし、白く塗った木部も同じです。

壁紙かどうかは、コンセントプレートを外した端やスイッチ周りの切り口を見ると、紙の層があるかどうかで分かります。

砂壁・繊維壁

指でなぞって粉が付く面には、シールもテープも貼らないでください。

粘着が点でしか触れないので数日で角が浮き、剥がすときに表面ごと持っていかれます。

白くしたい場合は、下地を平らにする工程が別に必要になるため、この記事の範囲では貼らない判断をおすすめします。

よくある質問

画鋲の穴は修正液で隠せますか

一時的には隠れますが、おすすめできません。

修正液の白は壁紙の白より青みが強いことが多く、さらに経年での変色の進み方が違うため、時間が経つほど色差が広がります。

壁紙用の白い充填材を、目立たない場所で試してから使ってください。

白い壁紙の黄ばみは補修で元の白に戻りますか

表面に付いた汚れなら、固く絞った布や住宅用洗剤で薄くなることがあります。

素材そのものが変色している場合は戻りません。

無理にこすると表面の模様とツヤ止めの層が削れて、拭いた範囲だけ光り方が変わってしまいます。

補修材の白は1本あれば足りますか

1本で合う保証はありません。

白系の充填材はピュアホワイト寄りとアイボリー寄りで色が分かれていて、壁の変色具合によってどちらが近いかが変わります。

取扱いは店舗や時期で変わりますが、色の選択肢があるなら2種類を見比べて選ぶほうが失敗しにくいです。

同じ白い壁紙が手に入らないときはどうすればよいですか

点で合わせるのをやめて、面で処理する方向に切り替えます。

壁の一面だけ貼り替える、家具や額で覆う、近い白のシートで区切って貼るといった選び方があります。

色柄を合わせる考え方は同じ壁紙がないときの補修方法で解説しています。

破れた白い壁紙は貼り直せますか

めくれた片が残っているなら、のりで戻すのがいちばん自然に仕上がります。

片が失われている場合は、目立たない場所から同じ壁紙を切り取って継ぐ方法があります。

手順は壁紙の破れを目立たなく補修する方法で解説しています。

まとめ

白い壁紙の補修は、道具よりも色合わせで結果が決まります。

壁の白が青み寄りなのか黄み寄りなのかを目立たない場所で確かめ、汚れと変色を切り分けてから、へこみの内側だけに少量の白を置きます。

この順番を守れば、補修跡が元の傷より目立つ事態は避けられます。

下地がビニールクロスなのか、紙なのか、塗装なのかによって、拭き取りができるかどうかも変わります。ぜひ本記事の失敗別の直し方と下地ごとの手順を参考に、傷に気づいた日のうちに手を付けてください。

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