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トイレのリメイクシートの貼り方|狭い空間できれいに仕上げるコツ

トイレのリメイクシートの貼り方|狭い空間できれいに仕上げるコツ

便器とタンクの後ろは、手が入る隙間が5cmほどしかない場所です。

トイレのリメイクシートで失敗するのはたいていこの奥まった面とタンク周りで、シートが折れたり、貼った翌週に角が浮いたりします。

最初にやるのは採寸ではなく、貼らない範囲を決めることです。

換気口・温水洗浄便座のコンセント・止水栓と給水管の位置を先に紙に書き出し、そこを避けた面だけを対象にします。

本記事では、トイレの壁を貼る手順・湿気で角が剥がれる理由・下地別の下ごしらえを解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

トイレのリメイクシートは、貼らない場所を決めてから採寸する

貼らない場所を先に紙へ書き出す

トイレの壁には、面積は小さいのに触ってはいけない部分がいくつも集まっています。

天井や壁上部の換気口をふさぐと湿気が抜けなくなり、シートの裏側で結露して自分から剥がれる原因を作ります。

温水洗浄便座のコンセントも、プレートごと覆うのは避けてください。

止水栓と給水管の周りは、水漏れが起きたときに見えないと困る場所なので、管の根元から数センチは空けておくと安心です。

壁は1面ずつ測り、継ぎ目を目立たない位置に置く

採寸は面ごとに、幅と高さを上下2か所ずつ測ります。

古い建物ほど壁が直角に交わっていないため、上だけ測って切ると下で足りなくなります。

シートのロール幅より広い壁では継ぎ目が必ず出るので、ドアを開けて最初に目に入る正面ではなく、便器の後ろや側面へ寄せてください。

柄物は柄の繰り返し単位(リピート)の分だけ余りが要り、無地よりも1〜2割多く見ておくと足ります。

ロール幅や柄の繰り返しの読み方はリメイクシートの種類と選び方の基本で解説しています。

リメイクシートの貼り方は上から下へ、10cmずつ

拭いて脱脂して、完全に乾かす

トイレの壁には、目に見えないホコリと、掃除に使った洗剤の残りが付いています。

中性洗剤を薄めた水で拭いてから水拭きし、乾いた布で仕上げてください。

ここで手を抜くと粘着剤がホコリの層に貼り付くだけになり、面ではなく点で留まった状態になります。

拭いたあとは30分ほど置いて、壁が完全に乾いてから始めます。

剥離紙は上から10cmずつ剥がす

裏の剥離紙(はくりし)を全部剥がしてから壁に近づけると、狭いトイレではまず自分の腕や便器に貼り付きます。

上端の10cmだけ剥がして位置を合わせ、そこを軽く押さえて基準を作ります。

あとは剥離紙を少しずつ引き下げながら、スキージー(ヘラ)を中央から左右の外側へ動かして空気を送り出します。

斜めに引くと柄が流れるので、動かす向きは横一直線に保ってください。

余分は貼ってから切る

壁の四隅や巾木(はばき)の際は、寸法どおりに切ってから貼ろうとすると必ずずれます。

数センチ大きめに貼り込んでおき、定規や地ベラ(薄い金属のヘラ)を押し当てて、その縁に沿ってカッターを走らせるほうがきれいに決まります。

刃はこまめに折って新しい面を使ってください。

切り終えたら継ぎ目と四隅を指の腹で押さえ直し、1日は水をかけずに置きます。

拭かずに貼ると、トイレでは数日で角が浮きます

トイレは、狭い空間に湿気と温度差が同時に来る場所です。

タンクの表面は水温で冷えるため、夏場は裏の壁側まで湿った空気が回り、そこへ貼ったシートは角から順に離れていきます。

掃除のたびに便器周りへ飛ぶ水も、継ぎ目の隙間から入り込んで内側の粘着を弱めます。

浮き始めた角にホコリが入ると、押さえても元には戻りません。

剥がすときの実害も知っておいてください。

強粘着タイプを何年も貼ったままにしたクロスは、剥がす際に表層の紙ごと持っていかれることがあります。

賃貸で下地を傷めた場合、国土交通省のガイドラインではクロスの価値は6年で残存1円まで下がる扱いになっていますが、それは全額を負担しない根拠であって、傷めてよい理由ではありません。

同じ湿気の問題は洗面所でも起きるので、剥がれさせない下ごしらえの考え方は洗面所のリメイクシートの貼り方で解説しています。

よくある失敗と、その場での直し方

気泡が残った

指で押しても動かない小さな気泡は、縫い針で中央に穴を開けてから、周囲を布で押して空気を逃がします。

大きな気泡は無理に押し出さず、その部分だけ剥がしてスキージーで貼り直すほうが早く済みます。

塩化ビニル製なら、ドライヤーの低温を離して当てると柔らかくなり、なじみやすくなります。

柄の境目が開いた、または重なった

貼って数分以内なら、端を持ち上げて位置を直せる製品が多いです。

開いた隙間は目線の高さだと必ず目立つので、切り足すより、上から細く切ったシートを重ねて隠すほうが自然に収まります。

次の1枚を貼る前に、前の1枚の端から柄の位置を鉛筆で軽く印を付けておくとずれにくくなります。

角と継ぎ目だけが浮く

浮くのは、ほぼ下地が凹凸のあるクロスか、脱脂が足りなかった場合です。

いったん浮いた部分を持ち上げ、内側のホコリを乾いた布で払ってから押さえ直します。

それでも戻らないなら、市販の壁紙用接着剤を細く差してローラーで圧着する方法もありますが、賃貸では接着剤を使った時点で剥がせなくなると考えてください。

道具はカッターと定規とスキージー、代用もできます

必ず用意したいのは、メジャー、カッター、真っすぐな定規、スキージー、乾いた布の5つです。スキージーはポイントカードのような硬いプラスチックカードに布を巻けば代用が利きますが、カードの角が当たると柄の表面を傷めるので、必ず布を1枚はさんでください。

  • あると作業が早いもの:ドライヤー(角のなじませ)、マスキングテープ(仮留め)、縫い針(気泡抜き)
  • 代用できるもの:定規は金属製の下敷きや薄い木の板、地ベラは厚紙を折り重ねたもの
  • 代用しないほうがよいもの:カッターの刃。切れない刃で引くとシートが伸びて縁が波打ちます

下地で変わる|リメイクシートを貼れる面と貼れない面

同じシートでも、結果を決めるのは下地です。トイレの壁と、その中にあるドア枠や巾木は素材が違うので、面ごとに扱いを変えてください。

下地下ごしらえと注意
凹凸の少ないビニールクロス中性洗剤で拭いて乾かせばそのまま貼れます。トイレでいちばん多い下地です
エンボスの強いクロス粘着面が凸部分にしか触れず、数日で角から浮きます。全面に貼るのは避けてください
塗装面塗膜が粉を吹いていないか、指でこすって確かめます。粉が付くなら剥がすときに塗装ごと持っていかれます
木部(巾木・ドア枠)ワックスや油分を落としてから貼ります。角は先に貼って、余りを後から切ります
タイル目地目地の凹みが線状の空洞になります。パテで平らにしてからでないと持ちません
砂壁・繊維壁表面ごと剥がれるため直貼りはしないでください。貼らない判断が正解です

ドアだけは、化粧板か木製かで下ごしらえも採寸の手順も変わります。

壁と続けて貼るつもりなら、トイレドアのリメイクシートの手順で採寸から圧着までを解説しています。

木目柄を選ぶ場合、下地の凹凸が透けると一気に安く見えるので、柄と厚みの選び分けは木目のリメイクシートがリアルに見える条件で解説しています。

よくある質問

タンクや便器本体にも貼れますか

陶器のタンクは曲面で、しかも結露する面なので、平らな壁と同じようには留まりません。

貼るなら防水表示のあるタイプを選び、正面の平らな部分だけに限るほうが無難です。

温水洗浄便座の本体は電気製品で発熱もするため、貼らないでください。

水がかかり続ける場所の条件は浴室に貼れる防水タイプの条件で解説しています。

賃貸のトイレに貼っても大丈夫ですか

剥がせるかどうかは製品ではなく下地との組み合わせで決まります。

ビニールクロスで、貼ってから年数が経っていなければ跡が残りにくいタイプもありますが、まずタンクの裏など目立たない場所へ10cm角ほど貼り、数日後に剥がして表面が付いてこないか確かめてください。

砂壁や繊維壁のトイレでは、試す前に貼らない選択をおすすめします。

貼ったまま掃除できますか。何年で貼り替えますか

表面は水拭きできますが、継ぎ目に洗剤や水を溜めないよう、拭いたら乾いた布で仕上げてください。

塩素系の洗剤を直接かけると変色することがあります。

貼り替えの目安は年数ではなく状態で判断し、角が指で押しても戻らない、継ぎ目が黒ずんできた、柄が擦れて下地が見える、このどれかが出たら剥がして貼り直す時期です。

剥がすときのコツはありますか

角をゆっくり持ち上げ、シートを壁から離す方向ではなく、壁に沿って寝かせるように引くと下地への負担が減ります。

硬くなって割れる場合はドライヤーの低温を当てて温めると引きやすくなります。

粘着剤が残ったときは、シール剥がし剤を布に取ってから軽く拭いてください。

壁へ直接吹き付けるとクロスの継ぎ目から染み込みます。

まとめ

トイレのリメイクシートは、貼る技術よりも、貼らない場所を決めることと下地を乾かすことで仕上がりが変わります。

換気口とコンセントを避けて面を決め、洗剤で拭いてから完全に乾かし、上端10cmで位置を作って空気を送り出しながら下ろします。

この流れを守れば、狭い空間でも継ぎ目は目立ちません。

エンボスの強いクロスやタイル目地、砂壁は、そのままでは持たない下地だと割り切ってください。

ぜひ本記事の下地別の表と貼らない場所のチェックを参考に、自宅のトイレの壁を1面ずつ確かめてから始めてください。

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