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カラーボックスのリメイクシート|サイズ計算と貼り方の手順

カラーボックスのリメイクシート|サイズ計算と貼り方の手順

カラーボックスの側面にシートを貼ったら、2週間で角が浮いてきました。

この失敗の原因は、貼り方ではなくて下地の見立てです。

カラーボックスの多くはパーティクルボードや中密度繊維板に、化粧紙や薄い塩ビシートを貼った作りで、この表面材が何かによって粘着の食いつき方が変わります。

とくに紙貼りの製品は、はがすときに表面ごと持っていかれることがあります。

本記事では、貼る前の面の見分け方・角と天面での貼り方の差・浮きやシワが出たときの直し方を解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

貼る前に確かめるカラーボックスの表面素材

まず、目立たない場所(背板の裏側や底面)を爪の先で軽くひっかいてみてください。

うっすら毛羽立って白っぽくなるなら化粧紙、つるっとして跡が付きにくいなら塩ビ系のシートか塗装面です。

この一手間で、あとの判断がほぼ決まります。

化粧紙の面は、粘着が紙の繊維に入り込むため、時間が経つとはがすときに紙ごとめくれます。

買ったばかりの箱で「あとで元に戻すかもしれない」なら、貼る前にマスキングテープを下敷きに敷き、その上からシートを貼る方法があります。

ただしマスキングテープ自体の粘着は弱いので、扉のように手が触れる面ではおすすめしません。

塩ビ系の表面はシートが食いつきやすい一方、ホコリや手の脂が残っていると数日で浮きます。

中性洗剤を薄めた水を含ませた布で拭き、乾いてから貼ってください。

ワックスやツヤ出し剤を使ったことがある面は、その成分が残っている限り貼っても浮くので、拭き取りを念入りにします。

組み立て前と組み立て後で作業量が変わる

これから組み立てる新品なら、板がバラバラの状態で貼るほうが圧倒的に楽です。

角で折り返す必要がなく、板の裏側へ数ミリ回し込むだけで端が処理でき、その端をダボ穴側の見えない位置に持っていけます。

すでに組み立て済みのものに貼るなら、外せる背板だけでも外してから作業してください。

背板を外すと内側に手が入り、押さえながら貼れます。

リメイクシートを貼る基本手順と各工程の理由

採寸して、四辺に1cmずつ足した寸法で切る

ぴったりに切ると、少しでも曲がったときに逃げ場がありません。余りは最後にカッターで切り落とします。

面を拭いて完全に乾かす

水分が残っていると粘着面が滑り、貼った直後は付いていても翌日に浮きます。

裏紙を5cmだけはがして、上端から位置を合わせる

全部はがすと自重でシートが折り返って貼り付き、そこで1枚だめになります。

スキージー(貼り付け用のヘラ)を中央から外へ動かしながら、裏紙を少しずつ引く

空気を外へ押し出しながら進めるので、気泡が閉じ込められません。定規をタオルで包んだもので代用できます。

貼り終わったら、端と角を指の腹で押さえ直す

シートは時間とともにわずかに縮み、その力が端に集まります。

スキージーを当てる角度は、面に対して45度くらいが目安です。

立てすぎるとシートに傷が入り、寝かせすぎると空気が抜けません。

木目調のシートは筋の方向に沿って動かすと、押した跡が目立ちにくくなります。

角の処理を間違えると、そこから全部はがれる

カラーボックスの失敗は、ほぼ角から始まります。

側面から天面へシートを回り込ませるとき、角でシートが引っ張られた状態のまま貼ると、その張力が数日かけて粘着を負かして浮いてきます。

浮いた角に服や掃除機が引っかかり、面全体がめくれるところまで進みます。

角を回すときは、シートを引っ張らずに、角の手前でいったん指を止めてください。

角の稜線(りょうせん)にヘラを軽く当てて折り目を付けてから、次の面へ倒します。

折り目が付いていれば、シートは自分の形として角を覚えるため、戻ろうとする力が小さくなります。

もう少し確実にするなら、面ごとに切って貼る方法があります。

側面は側面だけ、天面は天面だけで完結させ、継ぎ目は角の稜線でぴたりと合わせます。

継ぎ目は見えますが、角の稜線に沿っていれば影になって目立ちません。

回り込ませて浮くより、切り分けて平らに貼るほうが長持ちします。

浮き・気泡・シワが出たときの直し方

気泡が入った

直径5mm以下の小さな気泡なら、シートの伸縮で数日のうちに消えることがあります。

消えない気泡は、縫い針で泡の端に穴を1つ開け、そこへ向かって指で押し出してください。

カッターで切り込みを入れると、切り口が線として残ります。

針の穴なら、ほとんど見えません。

角が浮いてきた

浮いた部分をいったん静かにめくり、ホコリを乾いた布で落とします。

ドライヤーの温風を20cmほど離して数秒当ててから押さえると、粘着が柔らかくなって付き直しやすくなります。

当てすぎるとシートが伸びて元の位置に戻らなくなるので、熱いと感じる前にやめてください。

それでも戻らない角は、粘着そのものが弱っているため、その部分だけ小さく切ったシートを上から重ねるほうが早いです。

斜めに貼ってしまった

貼って数分以内なら、端からゆっくり起こせばやり直せる製品が多いです。

ただし一度はがすと粘着面にホコリが付き、粘着力は貼り直すたびに落ちます。

3回目でだいたい付かなくなると考えて、2回目までで決めるつもりで位置を合わせてください。

シワが寄った

寄ったシワを平らな方向へ引き伸ばそうとしても、たいてい別のところにたるみが移るだけです。シワの発生位置までヘラを戻し、そこからやり直すほうが確実です。

道具は3つあれば足りる

道具役割代用できるもの
スキージー空気を押し出しながら圧着する定規をタオルで包む、ポイントカードの角
カッター余りを切り落とす刃を折って新しくすること自体が代用不可。切れない刃は必ずシートを引きつらせます
メジャー板の実寸を測る紙に長さを写し取る方法でも足ります

あると作業が楽になるのはドライヤーとマスキングテープです。

ドライヤーは角の追従性を上げるときに使い、マスキングテープはシートを仮止めして位置を確認するときに使います。

裏紙にマス目が印刷されているシートを選ぶと、直角出しが目分量にならずに済みます。

下地タイプ別に変わるリメイクシートの下ごしらえ

カラーボックスと同じ感覚で家の中のほかの面に貼ろうとすると、下ごしらえの手間がまるで違います。

下地下ごしらえ注意点
化粧紙のカラーボックス乾拭きだけ。水拭きは紙がふやけますはがすとき紙ごとめくれることがあります
塩ビ化粧板・塗装面中性洗剤で脱脂して完全乾燥ワックス跡が残っていると浮きます
無塗装の木部紙やすりで毛羽を落としてから粉を払う吸い込みが強く、粘着が入り込みすぎてはがしにくくなります
ビニールクロスの壁ホコリを落として乾燥下地の柄が濃いと、薄手のシートでは透けます
砂壁・繊維壁直貼りは避けてください粘着が点でしか触れず、はがすと表面ごと崩れます

カラーボックスを壁ぎわに置いていて、ついでに背後の壁も貼りたくなることがあります。

壁は面積が広く、柄合わせや電源まわりの逃げが加わるため、家具とは別の段取りが必要です。

貼れる面の見分け方から知りたいときは、リメイクシートの種類と貼れる場所で解説しています。

棚板の内側と天面、カラーボックスのどこまで貼るか

棚の内側まで貼るかどうかで、必要な枚数が倍近く変わります。

物を入れれば見えなくなる面なので、正面から見える前口と側面の外側だけに絞る判断は十分ありです。

内側を貼るなら、板の奥行きぶんだけシートを継がずに1枚で通せるか、ロールの幅を先に確かめてください。

幅が足りないと継ぎ目が奥行き方向に走り、そこに物を出し入れするたびに引っかかります。

枚数の計算方法は棚のリメイクシートの必要枚数の出し方で解説しています。

天面の扱いは置く物で決まります。

カラーボックスを横倒しにしてテレビ台やベンチ代わりに使うなら、天面には荷重と摩擦がかかり続けるため、家具用として厚みのあるものを選んでください。

飲み物を置く可能性があるなら、水がかかったときに縁から染み込まないよう、端は板の裏側まで回し込んで留めます。

天板に近い使い方をするときの素材条件は、テーブルのリメイクシートの素材別の選び方で解説しています。

木目を選ぶなら、柄のリピート(繰り返しの単位)が板の幅とどう噛み合うかで見え方が変わるので、木目のリメイクシートがリアルに見える条件もあわせて確かめてください。

貼り替えの目安と、そのまま置いてよい期間

何年もつかは製品ではなく置き場所で決まります。

直射日光が当たる窓ぎわでは日焼けで色が抜け、粘着も硬くなってはがしにくくなります。

キッチンの近くでは油分を含んだホコリが端に溜まり、そこから浮きます。

日の当たらない部屋の壁ぎわに置いているなら、数年単位で問題が出ないこともあります。

貼り替えを考える合図は、角が押しても戻らなくなったとき、シートの表面が指でこすって粉っぽくなったとき、継ぎ目が黒く汚れて拭いても落ちなくなったときです。

この状態を放置してはがすと、劣化したシートが細かくちぎれて何倍も時間がかかります。

はがしにくくなる前に手を打つほうが、結果的に手間が少なくて済みます

よくある質問

100均のシートでもカラーボックスに貼れますか

貼れます。

ただし1枚あたりの面積が小さいものが多く、カラーボックスの側面1枚を覆うのに複数枚が必要になることがあります。

継ぎ目が増えるほど浮きの起点も増えるため、外から見える面は1枚で通せる幅かどうかを、売り場でサイズ表示を見て確かめてください。

賃貸で使っているカラーボックスに貼っても大丈夫ですか

カラーボックスは自分の家具なので、原状回復の対象になるのは壁や床であって家具ではありません。

ただし、家具を売ったり譲ったりする予定があるなら、はがしたときに表面材が残るかは下地しだいです。

化粧紙の面は紙ごとめくれることがあるので、目立たない場所で小さく試してから全面に進めてください。

すでに貼ってある古いシートの上から重ね貼りできますか

下のシートがしっかり密着していれば重ねられます。

浮いている部分があると、そこが新しいシートの下で空洞になり、押すたびにへこんで見た目が悪くなります。

浮きが1か所でもあるなら、はがしてから貼り直すほうが仕上がりは安定します。

冷蔵庫や食器棚と同じシートを使い回せますか

使えないことがあります。

冷蔵庫は側面が温まる機種があり、熱で粘着がゆるむと端から浮きます。

食器棚はガラス面と木部で貼り方が変わります。

それぞれの条件は冷蔵庫のリメイクシートと耐熱の選び方食器棚の扉とガラス面での貼り分けで解説しています。

切った端がめくれてきます

カッターの刃が切れていないと、切り口が押しつぶされてわずかに反り、そこから浮きます。

刃は1枚貼るごとに折って新しくしてください。

すでにめくれている端は、切り直して数ミリ短くしてから押さえ直すと収まります。

まとめ

カラーボックスへの施工でいちばん結果を分けるのは、表面が化粧紙か塩ビかを最初に見分けることと、角でシートを引っ張らないことの2点です。

角は折り目を付けてから倒すか、いっそ面ごとに切り分けて稜線で継いだほうが長持ちします。

組み立て前の板の状態で貼れるなら、端の処理が段違いに楽になります。

ぜひ本記事の下地別の下ごしらえ表と角の処理手順を参考に、まずは背板の裏側で小さく試してから、見える面に進めてください。

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