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ベランダの目隠しシート|風で飛ばさない固定方法と選び方

ベランダの目隠しシート|風で飛ばさない固定方法と選び方

ベランダの手すりに目隠しシートを張ると、風の強い日に端がめくれてバタバタと鳴り出します。

原因のほとんどは、シートの選び方ではなく固定の間隔です。

結束バンドやひもの間隔が30cmを超えると、風を受けた面が袋のようにふくらんで一点に力が集まり、そこからハトメ(穴の補強金具)が抜けます。

手すりの目隠しは壁紙のように貼るのではなく、面で受ける風を分散させて留める作業です。

本記事では、手すりへの張り方の手順・風でめくれたときの直し方・下地別の固定方法を解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ベランダ目隠しシートの基本の張り方

作業は上から下へ進めます。

まず手すりの上端にシートの上辺を仮留めし、全体の高さと左右のはみ出しを確認してから、本留めに入ってください。

先に全部を留めてしまうと、ずれに気づいたときに全部やり直しになります。

実寸を測ってから広げる

手すりの横幅と、隠したい高さの2つを測ります。

高さは床から測るのではなく、座ったときの視線か立ったときの視線か、どちらを遮るのかで決めてください。

ベランダに座って過ごすなら手すりの上端まででも足りますが、立った状態で向かいの建物から見えるのを防ぎたい場合は、手すりを越える高さが必要になり、手すりだけでは留めきれません。

シートは幅方向にわずかに余らせて切ると、端の始末が楽になります。

上辺から順に留める

上辺のハトメに結束バンドかひもを通し、手すりの格子や横桟に回して締めます。

間隔は20〜30cmを目安にし、風が回り込みやすい両端は間隔をさらに詰めてください。

中央だけを強く締めると、シートが弓なりになって両端が浮きます。

上辺が全部留まったら下辺と側辺に移り、最後に全体を手で押して、たるみが均一かどうかを見ます。

ぴんと張りきる必要はなく、指で押して数センチ動くくらいが、風を受けたときに力を逃がせる状態です。

結束バンドの余りは切る

締めたあとに残る結束バンドの尾は、根元から数ミリ残して切ってください。

長く残すと風で揺れて音が出るうえ、洗濯物に引っかかります。

切り口が斜めに尖ると手を切るので、刃を垂直に当てて切り落とします。

間隔を空けすぎると起きる不具合

固定の間隔が広いと、シートは風を受けたときに一枚の帆になります。

面積1平方メートルの目隠しでも、強い風では数キログラム相当の力がかかり、その力が数本のハトメだけに集まります。

結果として起きるのは、ハトメが引きちぎれて穴が広がるか、結束バンドが伸びて抜けるか、手すり側の固定点が曲がるかのいずれかです。

もっと避けたいのは、シートごと外れて階下や道路に落ちることです。

目隠しシートは軽くても面積があるため、風に乗ると遠くまで飛びます。

集合住宅では管理規約でベランダへの取り付けを制限している場合があり、避難経路や隔て板をふさぐ設置も禁じられていることが多いので、張る前に規約を確認してください。

避難ハッチや隔て板の前に物を置かないという原則は、シートでも同じです。

風でめくれた目隠しシートの直し方

上辺だけが浮いてくる

上辺が波打って浮くのは、固定点が足りていない状態です。

浮いている区間の中央に固定点を1つ足し、両隣のバンドも締め直してください。

ハトメが遠くて追加できない場合は、ハトメのない位置に自分で穴を開けるのではなく、シートの端を手すりの桟に巻き込んでから留めると、生地を傷めずに固定点を増やせます。

ハトメが抜けて穴が広がった

穴が裂けた部分は、そのまま留め直しても同じ場所から裂けます。

裂け目の周囲を布用の粘着テープで表裏から挟んで補強し、テープの上に新しい穴を開けるか、ハトメ補修用の金具を打ち直してください。

応急処置として穴のない位置にひもを回して結ぶ方法もありますが、生地が縦方向に裂けやすくなるため、その区間の固定点は増やしておきます。

結束バンドが白く粉を吹いている

屋外用でない結束バンドは、紫外線で樹脂が劣化して表面が白く粉状になります。

この状態になると指で曲げただけで折れるため、色が変わった時点で全数を交換してください。

屋外で使うなら耐候性をうたった黒色のものを選ぶと、劣化までの期間が延びます。

目隠しシートの取り付け道具と代用品

必要なものは多くありません。メジャー、はさみかカッター、固定材の3点でほぼ足ります。

道具役割代用の可否
結束バンドハトメと手すりを留めるひもで代用可。ただし緩みやすい
取り付け用ひも・ロープ桟に巻いて留める結束バンドで代用可
メジャー手すり幅と視線の高さを測る代用しない。目分量は失敗の元
はさみ・カッター幅を詰める、バンドの尾を切るどちらでもよい
布用粘着テープ裂けたハトメ周りの補強養生テープでは持ちません

ハトメが少ない製品では、固定材の本数が足りなくなります。

付属の本数をそのまま使うのではなく、20〜30cm間隔で必要な数を計算してから買い足してください。

手すりの形が特殊で結束バンドが回らない場合は、専用の固定具を検討することになります。

フェンス側の固定具の選び分けはフェンスの目隠しシートの選び方で解説しています。

点検の頻度とやり直しの目安

張ってから1週間ほどたったところで、一度すべての固定点を締め直してください。

生地は初期に少し伸び、結束バンドもわずかに緩みます。

その後は月に1回程度、手で数か所を引いて緩みを確かめる程度で足ります。

台風や強風の予報が出たときは、締め直しではなく取り外しを考えてください。

面積のあるシートは風を受け続ける構造で、締め方をどう工夫しても風圧そのものは減りません。

取り外しを前提にするなら、最初から結束バンドではなくひもで留めておくと、外して再利用する作業が短くなります。

交換の目安は、生地が手で引っ張ったときに繊維に沿って裂けるようになったときです。

色あせだけなら遮る機能は残っていますが、裂ける状態になると固定点が次々に壊れます。

屋外で使う製品の寿命の考え方は屋外用の目隠しシートと室内用の差で解説しています。

手すりの下地で変わるシートの固定方法

格子・メッシュの手すり

結束バンドを通す場所に困らないため、いちばん固定しやすい形です。

ただし網目が細かいメッシュでは、シートが均等にたわまず一部だけがふくらみます。

メッシュ面にたわませずに張る手順はメッシュフェンスへの張り方で解説しています。

板張り・パネルの手すり

通す隙間がないため、上端に回して留めるか、上桟にひもを巻いて固定します。

パネル面に粘着シートを直貼りするのは避けてください。

屋外の塗装面は紫外線で劣化していることが多く、剥がすときに塗装ごと持っていかれます。

コンクリートの立ち上がり壁

表面がざらついていて、粘着タイプのシートは点でしか触れません。

数日で角から浮くので、貼るのではなく、上端に金具やひもを回して吊る方法を選んでください。

共用部分に穴を開ける工事は、多くの集合住宅で禁止されています。

窓ガラスに貼る場合は別扱い

ベランダ側の窓ガラスに目隠しを貼るなら、手すり用のシートとは考え方が変わります。

複層ガラス、Low-Eガラス、網入りガラスに色の濃いシートや断熱シートを貼ると、熱がこもってガラスが割れることがあります。

貼る前にガラスの種類を確かめてください。

ガラス側の選択肢はガラスフィルムの種類と選び方、見え方から選ぶ手順は目隠しシートの4つの判断基準で解説しています。

よくある質問

ベランダの目隠しシートは賃貸でも取り付けられますか

手すりに結束バンドやひもで留める方法なら、穴を開けずに設置できます。

ただしベランダは共用部分の扱いになることが多く、管理規約で外観を変える設置を制限している場合があります。

張る前に規約を確認し、避難ハッチや隔て板の前をふさがない位置に留めてください。

洗濯物が乾きにくくなりませんか

風の通りを遮るため、通気性のない製品では乾きが遅くなります。全面を覆わず、視線が気になる範囲だけに張るか、メッシュ状で風を通すタイプを選ぶと影響を抑えられます。

マジックミラータイプなら中は見えませんか

明るい側から暗い側が見えにくくなる性質を使ったものなので、夜に室内の照明を点ければ外から中が見えます。

日中と夜間で見え方が逆になる点を踏まえて選んでください。

条件と限界はミラーシートの使い方で解説しています。

100円ショップの目隠しシートでも屋外に使えますか

製品によりますが、屋外向けの表示がないものは紫外線での劣化が早く進みます。

まず小さく試したい場合の選択肢として使い、長く張るなら耐候性の表示があるものに切り替えてください。

売り場での探し方はダイソーの目隠しシートのサイズ展開で解説しています。

下から覗かれるのを防ぐにはどうしますか

手すりの高さで足りない場合、手すりを越える高さのものを支柱で立てる方法になります。視線の高さから逆算する考え方は庭の目隠しシートの選び方で解説しています。

まとめ

ベランダの目隠しシートで結果を分けるのは、製品の遮光性能よりも固定の間隔です。

20〜30cmを目安に上辺から留め、両端はさらに詰めます。

たるみは指で数センチ動く程度に残して風の力を逃がし、1週間後に全部を締め直します。

この流れを守るだけで、めくれとハトメの破損はかなり減ります。

手すりの形と下地によって留め方が変わるので、格子なのか板張りなのかコンクリートなのかを先に見てから固定材を決めてください。

ぜひ本記事の手順と道具の表を参考に、風でめくれない張り方で設置してください。

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