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壁紙の隙間を埋める補修|コーキングの使い方と色の選び方

壁紙の隙間を埋める補修|コーキングの使い方と色の選び方

壁紙の継ぎ目が1〜2mmほど開いて、下地の白や影が細い線になって見えていることがあります。この幅なら、開いた縁に壁紙用の充填材を入れて指で押さえるだけで、正面から見て分からない程度まで目立たなくなります。

ただし、同じ「隙間」でも、下地の伸び縮みで継ぎ目が開いたのか、壁紙自体が縮んで縁が丸まったのかで手当てが変わります。

前者は埋めれば止まりますが、後者は埋めても縁が浮き続けます。

本記事では、隙間に充填材を入れる手順・はみ出しの拭き取り方・下地ごとの違い・貼り直しに切り替える判断を解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

壁紙の隙間は、充填材を入れて押さえるのが基本の手順

継ぎ目の隙間を埋める材料は、ジョイントコーク(継ぎ目や隅を埋めるチューブ入りの充填材で、乾くとゴム状になります)が一般的です。

白と、少し色の付いたアイボリー系が用意されていることが多く、ビニールクロスの色に近いほうを選びます。

隙間が開いているだけでなく縁が浮いているなら、充填材の前に壁紙用のりで面を留めてから埋めます。

隙間のまわりのほこりを落とす

掃除機のノズルか乾いた歯ブラシで、開いた溝に入り込んだほこりを掻き出します。

ここを飛ばすと、充填材がほこりの層の上に乗るだけになり、乾いてから爪で触ると剥がれます。

手垢が付いている場所は、固く絞った布で拭いてから完全に乾かしてください。

チューブの先を細く切って、溝に沿って流す

ノズルの先は、隙間の幅と同じか少し細めに斜めに切ります。

太く切ると一度に出る量が増えて、押さえたときに周囲へ広がります。

溝に先端を軽く当て、途切れないように一定の速さで引きます。

長い継ぎ目は30cmくらいずつ区切って進めると、拭き取りが間に合います。

指か小さなヘラで押さえ、はみ出しを湿らせた布で拭く

指の腹で溝に押し込むように撫でると、余分が両側へ寄ります。

この余りを、水で湿らせて固く絞った布ですぐに拭き取ります。

乾き始めてからでは伸びて白い筋になり、こすると今度は壁紙の表面が毛羽立ちます。

乾燥までは製品によりますが、触って動かなくなるまで数時間は触らないほうが安全です。

隙間を放置すると、めくれが横に広がります

開いた継ぎ目は、そこが壁紙の切り口として露出している状態です。

掃除機のヘッドや家具の角が当たるたびに縁が起き、起きた縁に空気と湿気が入り、のりが弱った範囲が横へ伸びていきます。

数ミリの隙間が半年で10cm以上のめくれになるのは、廊下や子ども部屋の腰高の位置でよく起きます。

もう一つ実害があります。

下地の石膏ボードの紙面が露出したまま湿気を吸うと、そこだけ膨れて表面が波打ちます。

この段階まで進むと、充填材で埋めても線が残り、パテで平らにしてから貼り直す作業に切り替えることになります。

早い段階で埋めるほど作業は小さく済むという理由は、製品の性能ではなく下地が傷むかどうかにあります。

継ぎ目が繰り返し開くなら、原因の切り分けが先です。

季節ごとに開いたり閉じたりする場合は下地の伸び縮みが関係していることが多く、埋め方の工夫だけでは止まりません。

壁紙の継ぎ目が開く原因と補修の手順で、再発しやすい壁の条件と予防のしかたを解説しています。

よくある失敗は、量の入れすぎと拭き取りの遅れ

充填材を盛って線が太くなった

埋めた跡が白い帯になって、かえって目立つパターンです。

乾く前なら湿らせた布で拭き取り、量を減らしてやり直します。

乾いてしまった場合は、爪ではなく樹脂のヘラの角で盛り上がった部分だけを削ぎ落とします。

カッターの刃を立てると壁紙の表層まで切れるので使わないでください。

のりを付けたのに縁が戻ってくる

圧着の時間が足りていないことが多いです。

ビニールクロスは押さえた指を離すと元の形に戻ろうとするため、貼り直した縁はローラーで転がしてから、数分は手で押さえたままにします。

それでも起きるなら、のりが縁まで届いていないか、下地側にほこりが残っています。

壁紙の剥がれを補修する手順で、のりの選び方と押さえ方の目安を解説しています。

色が合わず、埋めた線が白く残る

濃い色や柄物のクロスでは、白い充填材を使うと隙間が明るい線として浮きます。

アイボリーなど下地の色に近いものを選ぶか、隙間が細い場所なら、あえて埋めずに縁を留めるだけにとどめる判断もあります。

柄が合わない場合の対処は、同じ壁紙がないときの補修方法で色柄を寄せる考え方を解説しています。

道具はヘラとローラー、代用が利くものと利かないもの

そろえておきたいのは、充填材、壁紙用のり(またはジョイント用の細口のり)、押さえ用のローラー、湿らせた布の4点です。ローラーは継ぎ目専用の細いものが扱いやすいものの、幅の広いスムーサーや、角の丸いプラスチックのカードでも代わりになります。

代用が利かないのは、のりの種類です。

木工用の接着剤や瞬間接着剤は硬く固まるため、壁紙が湿気で動いたときに縁が割れます。

両面テープも、幅のぶんだけ段差ができて継ぎ目が盛り上がります。

細口ノズルの付いた壁紙用のりは、隙間へ差し込んで流し込めるので、めくれた縁を戻す作業とは相性が良い道具です。

100円ショップで手に入る範囲でどこまで直せるかは症状によります。

数センチの浮きや細い隙間なら道具側は足りますが、広い面の張り替えには量が足りません。

100均の壁紙補修グッズでどこまで直せるかで、用途の線引きを解説しています。

補修に向くタイミングは、暖房で乾く冬より湿度が戻る時期

継ぎ目の隙間は、空気が乾くほど開きます。

冬の暖房中は壁紙も下地も縮んでいて、その状態で埋めると、湿度が戻る季節に材料が押し合って盛り上がることがあります。

逆に梅雨時は縁が膨らんで合わさっているので、隙間が細く見えて位置を見誤りやすいです。

作業しやすいのは、春や秋の、暖房も冷房も使わない時期です。

室温が15〜25度くらいあると充填材が伸びやすく、乾きも極端に速くなりません。

ただし、めくれが進行しているなら季節を待つ意味はありません。

縁が起きた時点で留めておくほうが、下地を守る効果があります。

点検の間隔としては、家具を動かす年末の掃除や衣替えのついでに、腰高より下の継ぎ目を横から見る程度で足ります。正面からでは分からない浮きが、斜めから光を当てると影で見つかります。

下地で変わる隙間の埋め方

ビニールクロス

いちばん扱いやすい下地です。

表面が塩化ビニールなので水拭きに強く、はみ出した充填材を湿らせた布で拭き取れます。

エンボス(表面の凹凸)が深い柄では、凹みに材料が入り込んで白い点が残るので、拭くときは布を押し付けず、表面を滑らせるように動かします。

塗装面や木部との取り合い

壁紙と木の枠が接する部分の隙間も、同じ充填材で埋められます。

ただし木部は塗装の種類によって、拭き取りの水で艶が変わることがあります。

目立たない下の方で試してから広い範囲に進めてください。

木の枠側は動きが大きいため、埋めても再び細い隙間が出ることがあります。

砂壁・繊維壁・粉を吹いた面

この面には充填材ものりも定着しません。

指で触ると粉が付く壁は、表面そのものが剥がれる状態です。

押さえた瞬間は付いたように見えても、乾く過程で粉ごと落ちます。

この場合は隙間の補修ではなく、下地を固めてから施工する範囲の作業になります。

症状ごとの切り分けは壁紙の補修は自分でできるかで、道具とあわせて解説しています。

よくある質問

隙間が5mm以上開いています。埋めるだけで直りますか

幅が広いと、充填材の帯そのものが線として見えます。

同じ壁紙の切れ端があるなら、隙間の幅より少し広く短冊状に切って差し込み、上から留めたほうが仕上がりが落ち着きます。

切れ端がない場合は、補修シールで隠せる範囲かどうかを先に確かめてください。

壁紙の補修シールで隠せる範囲と限界で、向いている症状を解説しています。

賃貸ですが、自分で埋めても大丈夫ですか

触っていない状態で退去するほうが良いのか、埋めたほうが良いのかは、管理会社の判断によります。

国土交通省の原状回復ガイドラインでは、クロスの価値は6年で残存1円まで下がる扱いとされているため、経過年数によって負担の考え方が変わります。

心配な場合は、作業前に管理会社へ確認しておくと後で揉めません。

コンセントの周りの隙間も同じ手順ですか

プレートの縁で開いている隙間は、プレートを外さずに埋めるとかえって線が太くなります。

ただし配線に触れる作業は資格が必要な範囲に入るため、プレートを外す前提の手当ては勧められません。

プレートの外側だけを細く埋めるか、そのままにしておく判断が現実的です。

出隅の角が開いている場合はどうしますか

角は人や物が当たる回数が多く、埋めるだけでは繰り返し開きます。

のりで戻してから充填材でふさぎ、乾いてから角の保護材を付ける手もあります。

壁紙の角の補修で、めくれやすい出隅をきれいに直す手順を解説しています。

まとめ

継ぎ目の隙間は、ほこりを落とし、細く切ったノズルで充填材を流し、指で押さえてはみ出しをすぐ拭く、この流れで大半が目立たなくなります。うまくいかない原因は材料よりも、ほこりが残っていたか、量が多すぎたか、拭くのが遅れたかのどれかです。

そして、砂壁や粉を吹いた面のように、そもそも定着しない下地では手順を守っても止まりません。

自分の壁がどちらなのかは、指で触って粉が付くかどうかで確かめられます。

ぜひ本記事の手順と下地別の違いを参考に、まずは目立たない場所で試してから進めてください。

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